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TVのCMで時々耳にする「ジェネリック医薬品」

聞いたことはあるけれど、薬という分野だけにどんなものなのかがわかりにくいですね。

普通の薬とどんな違いがあるのか値段は?効果は?副作用は?安全性は?

気になりだしたら止まりません。

そんなジェネリック医薬品について簡単に掘り下げてみましょう。

目次

ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは、新薬と同じ成分、同じ効き目があると認められた安価な薬です。

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ジェネリック医薬品の問題点

ジェネリック医薬品は先発医薬品(新薬)と同じ効果がありますが、一般人には知り得ない問題があるといいます。

その問題とは、有効成分は同じであっても製剤が異なることです。

製剤法が違ってくれば薬の効果にも違いが出てきます。

さらには副作用が出ることもあります。

ジェネリック医薬品のメリット・デメリット

ジェネリック医薬品のメリット

・主成分は先発医薬品と同じ

・薬価が安い

・飲みやすいなどの工夫がされている

ジェネリック医薬品のデメリット

・主成分は同じでも製剤法が違うため効果に差が出ることもある

・主成分が同じでも先発薬品と全く同じ薬とはいえない

・安全性の試験がない

ジェネリック医薬品は安価ですが、このようなデメリットもあります。

しかし、すべての薬品にデメリットがあるわけではなく、薬によってはジェネリックの方が飲みやすかったり、続け易かったりしますので、使用したい薬品については薬剤師に相談してみることをおすすめします。

副作用について心配される方も多いですが、ジェネリック医薬品だから副作用が生じやすいということはありません。

副作用が発生した場合の「医薬品副作用被害救済制度」についても、ジェネリック医薬品かどうかで異なる扱いはされていません。

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ジェネリック医薬品の普及率

ジェネリック医薬品の普及率は欧米諸国ではおよそ60%を越えています。

日本は20%程度で、欧米に比べると日本の普及率はかなり低いです。

欧米でジェネリックが普及しているのは、大手製薬会社がジェネリック専門の子会社を持ち、そこでジェネリック薬品を作っているので、普及率も高いのです。 

ちなみに薬価とは、病院で処方される薬の公定価格のことで、日本では厚生労働省が価格を決めます。

ジェネリック医薬品のススメ

日本の医療費を抑制するために、厚生労働省は制度の改正を行うなど、かなり頭をひねってきたようですが、少子高齢化の日本においてはそれもどうやら限界にきている様子。

その証明ともいえるのが「ジェネリック医薬品のススメ」なのです。

特許の切れたすべての新薬をジェネリック医薬品にかえれば、年間の医療費がお得になるでしょう。