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よつばと!の漫画を知ったきっかけ・読んだきっかけ
以前、某書店で働いていた時に、同僚が薦めてきて絵もかわいかったので読んでみました。
よつばと!の漫画の見どころ
主人公は「よつば」という4~5歳位の女の子(今のところ作品中にはっきりとした年齢が出てきていません)よつば親子(父親と二人暮らし)と、二人を取り囲む素敵な仲間たちの、絶妙なやり取りが非常に面白いです。
子供がいる人だと、あるある!やるやる!といった事のの連続で、爆笑するような内容ではないけど「ぷっ」と吹き出してしまう事の連続です。
子供がいない人でも、読んでおくと、将来、よつばみたいだなぁと、子供のいたずらや反抗期も
微笑ましく思えてしまうのではないでしょうか。
よつばと!の好きな話:ネタバレ
よつばが、お隣さんからバランスボールを借りてきた回なんですが、少し子育ての参考になりました。
家の中で、借りてきたバランスボールで激しく遊んでいたよつばは、キッチンにあった食器を割ってしまいました。
ガラスの割れた音に驚き書斎で仕事をしていた父親が、様子を見に来ました。
怒られると思ったよつばは、あり得ないような嘘をついてごまかそうとします。
正直に謝らないよつばの行動に、父ちゃんは「出かけよう」と、行先も告げずによつばを連れ出します。
「どこにいく?」と言うよつばの問いかけにも答えず、淡々と歩く父ちゃんをみて、不安が高まるよつば。
ふいに父ちゃんが口を開きます。
「よつばは、本当はいい子で、嘘つき虫が悪い」
「だから、嘘つき虫を、退治してもらいに行くんだ」
よつばが、「どこに?だれにたいじしてもらうの?」と聞いても何も言わずに父ちゃんは、よつばの手を引き歩いていきます。
周りも薄暗くなってきた時、ついた場所は近所のお寺。
入り口には、薄暗い中、恐ろしい顔でたたずむ仁王さん。
恐ろしい仁王さんを目の前に「ギャーーーー!」とパニックのよつば
「これは仁王さん。
仁王さんに嘘つき虫を退治してもらう」
と、父ちゃんに言われると
「ちがう!うそです!嘘つき虫いない!よつばがうそついた!!」
と、さらにパニック。
それを聞いて父ちゃんは「やっぱり嘘つき虫だ」と、よつばを抱っこし、仁王さんの柵のなかへ、よつばをぽいっとおろします。
「ぎーーーーーやーーーーー!こわい!かおがこわい!」と泣きわめき柵の外へも出られずに
泣きながらなんども謝りました。
「仁王さんにたべられるー、いただかれるー」と泣くよつばを抱き上げて
「これで嘘つき虫はいなくなった。
仁王さんにお礼をいおう」
と言って、よつばとともにお礼を言って帰路につきました。
「お茶碗割っても別にいい。
コップ割っても、何を壊してもいい。
失敗するのはよつばの仕事だ。
でも、嘘はつくなよな。
」
「うん、もううそつかない」
よつばと!のまとめ
必死に、嘘をついたり、ないたり、あやまったり、それぞれの行動に「ぷっ」と笑ってしまう要素も細かく交えながら、大切なこともしっかり伝えている。
ところどころに子育てのヒントになる内容がふんだんに詰まっています。
新刊が待ち遠しい漫画の一つです。
現在13巻まで発行。