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他に類を見ない「燻製グルメ漫画」

私が、「いぶり暮らし」を知ったきっかけは電子書籍サービスの試し読みでした。

いぶり暮らし…というあまり馴染みのない、不思議なタイトルに興味を惹かれて、手にとってみたのでした。

馴染みのない感じがしたのも当然、その漫画は、「燻製グルメ漫画」だったのです。

燻製といえば、おなじみの卵やベーコンだけでなく、燻製調味料を作ったり、素材を利用してカレーを燻製風味にしたり…。

回を追うごとに、燻製料理のバリュエーションが増えていって、新しい発見ができます。

楽しいときも、喧嘩したときも、二人の関係に燻される

カフェの店長で料理上手な頼子、フリーターで明るい巡、この二人の同棲生活で、唯一休みがかぶる日曜日に、とびきり美味しい食事を作って食べることで、二人は中を深めていきます。

燻製した味付け卵や、明太子など、そのままでも美味しそうなのですが、それを頼子が一手間かけることで、より一層美味しい料理になるのです。

もちろん巡も、頑張って燻製や料理のお手伝いをします。

二人とも、お互いのために、美味しい料理を作って元気を出してもらおうと、頑張って作った料理は、とても愛情を感じます。

そして、燻製を通じて、二人に新しい友人ができたり、お互いの両親に料理を振舞ったりして、周囲の人々も燻されていい関係になっていく様子も、心が温まります。

手間がかかっているから、より魅了される料理

「いぶり暮らし」は燻製グルメ漫画なので、出てくる料理は全部燻製です。

燻製と聞くと難しそうだし、設備がなければできないのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、「いぶり暮らし」では二人の同棲している一軒家で燻製をします。

燻製鍋やチップ、ウッド、箱型スモーカーなどの道具を使って、のんびり食材を燻製するのです。

料理は手早く済ませた方がいい、という方からすれば、食材を下処理して、何十分も燻製して、また料理をするのは、とても面倒に感じるかもしれません。

それでも、「いぶり暮らし」に出てくるご飯は、私にとってとても魅力的なごはんに感じます。

味や、風味を想像してはお腹がすいてしまいます。

そして、自分でも美味しいと思うような燻製料理を作ってみたいと思わせてくれる場面が満載です。

二人の関係は、どんな味わいになるのか?

「いぶり暮らし」の主役となっている頼子と巡は、とても仲睦まじいカップルとして描かれています。

二人もいずれ結婚するのでしょうが、今はそんな話題を出しただけで、二人とも赤面して話題をそらすほどです。

そしてカフェの店長として精を出す頼子とは対照的に、フリーターで楽天家の巡の行く先も気になるところです。

あることをきっかけに、巡は突然勉強をし始めたりして、自分を成長させようと奮起します。

今後、巡はどうなっていくのか?そして、頼子と巡はゴールインするのか?

二人の周りの人々は?

ただのグルメ漫画ではなく、そうした人間関係の移り変わりも楽しめる漫画です。