目次
お昼の「ちょっと寝」が健康のカギ
誰もが経験するお昼~午後に起こる眠気。
お昼を食べると満腹になるために余計に眠気がひどくなります。
昔の人は「腹皮がつまって目の皮が伸びた」という言い方をしていました。
この厄介な眠気には、どんなに強靭な人でも太刀打ちが出来ないものです。
眠気を吹き飛ばすためにタバコを吸ったり、コーヒーを飲んだりして気合で乗り切る方も多いはず。
でも・・・ちょっと待って下さい。
どうしても眠い時は少しでいいので昼寝をしましょう。
午後からの仕事や作業の効率がぐんと上がります。
大切なのは昼寝をし過ぎないこと。
「ちょっとね(寝)」が大事なのです。
昼寝に最適な時間
昼寝に最適な時間は年齢によって変わるといわれていますが、およそ15分~20分程度が理想です。
昼寝は長過ぎず熟睡しないのがポイント。
特に高齢者の長過ぎる昼寝は認知症を発症させる原因といわれていますので、20分以内の昼寝を心掛けると良いようです。
高齢者に限らず、脳を熟睡モードに切り替えないためにも昼寝は20~30分以内にとどめます。
昼寝の効果
昼寝をすると日中の活動の質が良くなります。
昼寝がもたらす効果としては以下が挙げられます。
・集中力の復活
・ストレス解消
・記憶力の向上
・心臓病などのリスクを抑える
・疲労回復
昼寝をとる時間帯
昼寝は15時までに行いましょう。
15時以降の睡眠は体内リズムが乱れ、昼夜逆転の生活になってしまいます。
昼寝をする前にカフェインを摂ると、目覚めがすっきりします。
カフェインは摂取してから効果が現れるまでにおよそ30分程度かかるため、昼寝前のカフェインが良いのです。
こうすることで昼寝から目覚めた時間帯に効果が出やすくなるとともに脳に刺激が与えられて集中力が増します。
効果的な昼寝グッズ
昼寝は短時間で質の良い眠りであることが大切です。
質の良い昼寝をするためにも、クッションや枕などを上手に利用して限られた時間内で睡眠に没頭出来るようにしましょう。
おすすめ昼寝グッズをご紹介します。
王様のうたた寝枕
いろんな姿勢で使える万能枕です。
真ん中の穴に腕を通して腕を伸ばしたまま寝ることが出来ます。
デスク用の仮眠枕 デスクピロー
顔を圧迫しないので呼吸がラクに出来ます。
COOLピロー
冷凍しても硬くならないソフトジェルパックを入れれば真夏でも快適な昼寝が出来ます。
聞こえるゴロ寝まくら
見た目きゃしゃですが作りはとても丈夫。
耳を塞がない仕様なので快適な昼寝が出来ます。
低反発お昼寝まくら
うつ伏せで眠りたい方におすすめなシンプル形状の枕。
机に伏せて寝る場合や椅子にもたれたままの昼寝にはこれらの小さな枕が大活躍。
短時間でぐっすり眠れます。
昼寝と金縛り
昼寝のし過ぎによる睡眠リズムの乱れや、不規則な仕事をしていると金縛りに遭いやすいといわれます。
昼寝はほどほどにすることをおすすめします。
昼寝をすると太る!?
昼食後すぐに寝てしまう昼寝は太るのではないかと心配していませんか?
30分以内の短い昼寝はエネルギーの吸収が活発になる前に目覚めるため、太る心配はありませんのでご心配なく。
たかが昼寝、されど昼寝です。
昼寝のメリットを上手に生かして、1日を快適に過ごせることが何よりですね。