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目次

草木灰ってなに。作り方は?使い方は?

草木灰をご存知ですか?

最近は、家庭菜園で野菜を育てる人、庭でキレイなお花を育てる人、
可愛らしいハーブを育てる人が増えています。

そこで草木灰を利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか?

今回は、草木灰について作り方や活用方法などをご紹介しようと思います。

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草木灰とは?

草木灰とは耳にしたことがあるけれど、
実際にはどんなものか見たことがないという方もいます。

実は草木灰は、その名の通り草や木を
燃焼させた後の灰の事を言います。

カリウムと石灰分を豊富に含んでいる
ということで肥料になります。

水溶性のカリウムが多いということで
即効性があることでも知られています。

最近は落葉、枯草、藁などを燃焼させて
作ることができる市販品も販売されています。

この草木灰は、アルカリ性が強いので
使いすぎると土壌がアルカリ化してしまうので
注意する必要もあります。

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草木灰を作ってみる

草木灰は、肥料にも虫除けにもなるので
ぜひ自分で作ってみたいという方もいると思います。

草木灰作りは野焼きになりますので、
お住まいの自治体に確かめてから作りましょう。

まずは30センチくらいの穴を掘ります。

穴の底に燃えやすい新聞紙などを入れて燃やし始めます。

材料は雑草やササ、杉、松などの
葉っぱや小枝などを集めておきます。

一気に燃え上がらないように少しずつ
草木や枝などを足していくようにします。

ポイントは低温で焼くこと。

燻すような感じでゆっくりと燃やしていきましょう。

これで炭に白い灰が混じっている状態で
出来上がりですので、水をかけて鎮火してから、
さらに杖から土をかけておきます。

これで2日ほどおいておけば、
土をどけて使うことができます。

草木灰を活用する

草木灰にはいろいろな使い方があります。

まずは元肥として使う方法があります。

元肥として使う場合には、窒素分が含まれた
肥料と同時に使うことが必要です。

使う量は1坪あたりで窒素分の含まれた肥料が
300gに対して草木灰が100g程度です。

他にも、病害虫の季節に5日おきに
土の上からふるってあげると虫除けになりますし、
残ったものは根元において根の肥料にしたりできます。

いかがでしょうか?

自分で作るには場所と地域で許可されている必要がありますが、
今は園芸店でも草木灰が売られているので、
市販のものを使ってみるのもよいでしょう。

家庭菜園でも気になる害虫などを予防して、
美味しい野菜を作りたいですからね。