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目次

お盆のお供えって何をすればいいの?ナスやきゅうりの作り方は?処分の仕方は?

夏が来るといろいろな行事がありますが、
中でも日本人にとって大切なことがありますね。

それは、お盆です。

お盆は、あの世に旅立った亡き人たちの魂が戻ってくると言われています。

ですから、お墓参りをしたり迎え火等で亡き人をお迎えする準備をして、
お盆明けには送り火で見送りする風習がありますね。

とはいえ、最近はきちんとお盆のお供えのマナーを知っている方が少なく
簡素化しているので本来のお盆のお供えについてご紹介しようと思います。

お盆のお供えって何をすればいいの?

お盆のお供え物の基本は五供と言われます。

毎日、線香の香を炊いてお供えします。

明かり

お盆の時期には灯燭で仏前を明るくしておきましょう。

故人の好きだったお花をお供えすると良いでしょう。

浄水と呼ばれていて、お盆の期間は毎日、浄水をお供えしましょう。

水道水でもよいので、毎日取り換えましょう。

食べ物

食べ物のお供え物は日常に食べるようなものをお供えしますが、
袋物や封がされている物は、口を開けてお供えするようにしましょう。

また、時期的に食べ物が傷みやすいので
あまり長く放置せずに早めにおさげするようにしましょう。

一般的には30分程度でも十分とされています。

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ナスやきゅうりのお供えの作り方は?

お盆のお供えで「なすの牛」と「きゅうりの馬」を
目にすることがあると思います。

あれどんな意味があるかご存知ですか?

地方によって諸説あるようですが、
一般的にはキュウリの馬に乗ってご先祖様が帰ってきて、
帰りはなすの牛でゆっくりと戻ると言われています。

では、このなすの牛ときゅうりの馬はどのように作ればよいのでしょうか?

作り方は、簡単です。

なすときゅうりに割り箸やつまようじなどで4本の足をつけるだけなんです。

割り箸は5センチ程度に切って、4本ずつ計8本準備しましょう。

だいたい2センチ当たりのところに印をつけて、
そこまでナスやきゅうりに刺せばバランスよくできあがります。

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お供えはどのように処分すればいいの?

では、お盆のお供えした食べ物などは
どのように処分すればいいのでしょうか?

お供えとして頂いたりしたお菓子などは、
封を切っていないものはお供えから下げたらありがたく頂きましょう。

お花やキュウリ、ナスなどのお供えは、
出来るだけ白い紙に包んでお浄めの塩と一緒に入れて
処分すると良いでしょう。

お盆時期には、来客があったりして準備や後片付けなど忙しくなりますが、
出来る限り礼を尽くして準備してお支度して、ご先祖様におもてなししましょう。

そして、最後の処分までしっかりとマナーを知っておくと良いでしょう。