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うつ病とは、思い当たる原因がないのに、気分が落ち込んだままの状態がずっと続き、普通の生活を送るのが難しくなる状態をいいます。

うつ病は、誰もがなる可能性のある身近な病気です。

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目次

うつ病の症状

うつ病の具体的な症状は、

・気分が落ち込む
・やる気が出ない
・頭がまわらない、考えられない
・死にたい気分になる

これらの症状が、特に朝出てくるのが特徴です。

昼間や夕方は普通に生活できれば、自分はうつ病ではないと思いがちですが、朝と昼で感情が大きく揺れることが、うつ病の症状なのです。

また、

・眠りが浅い
・肩こりや頭痛が、薬を飲んでも治まらない
・過食や拒食になる
・吐き気、便秘、下痢などが、薬を飲んでも治まらない
・めまいがする

これらの症状は、内科の薬を飲んでも治らないのが特徴で、うつ病を解決しなければ、症状がなくなることはありません。

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うつ病の治療法

うつ病に特徴的な症状が複数出ると、医者はうつ病と診断されます。

うつ病の治療法は、休養を取りながら、薬物療法とカウンセリングをします。

休養する場合は、仕事や学校は思い切って休むことが大事です。

うつ病は立派な病気であると自覚し、治療に専念します。

薬物療法は、抗うつ剤を使います。

抗うつ剤は、抑うつ気分を取り除くために、脳の中のセロトニンやノルアドレナリンのはたらきを高めます。

抗うつ剤が効くと、意欲が出て、不安や緊張から解放されますが、短期間で効果が出ることは稀で、数か月~半年は服薬する必要があります。

また、再発防止のために、うつ病が治った後も1年~数年にわたって服薬するケースが多いです。

カウンセリングでは、うつ病患者の不安や生活環境についてヒアリングし、問題となるべきことを取り除く努力をします。

これは再発防止のために非常に重要なことです。

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うつ病の再発率

うつ病は非常に再発しやすい病気です。

うつ病から1年以内に4~5割は再発し、一生のうちには9割が再発すると言われています。

再発を防止するためには、抗うつ剤をしばらく飲み続けることと、うつ病の原因となりうる生活環境の改善を試みることが大切です。

抗うつ剤の副作用

長期で飲み続ける抗うつ剤には、副作用があります。

抗うつ剤として、よく用いられる「パキシル」では、副作用として「眠気」、「吐き気」、「喉の渇き」があげられます。

ただし、これらの症状は軽度であることが多いため、うつ病の治療を優先させて、抗うつ剤とうまく付き合っていくことをおすすめします。