ヨーロッパでは、6月に花嫁になると幸せになるという言い伝えがあり、
そこから「ジューンブライド」という言葉が広まりました。
その由来は諸説あり、
6月の月名「JUNE」が、結婚をつかさどるローマ神話の女神「JUNO」から
付けられたことから、6月に結婚する花嫁は幸せになると考えられた説や、
ヨーロッパでは農業の妨げになることから、3~5月の結婚を禁じていて、
結婚が解禁となる6月は、多くの人から祝福される月だった説や、
ヨーロッパの6月は雨が少なくて気候が良く、復活祭もあって
ヨーロッパ中がお祝いムードでいっぱいになるという説があります。
日本のジューンブライド
気候で考えれば、日本の6月は梅雨の時期なので、
雨が多くてお祝いムードでいっぱいという雰囲気ではありません。
実際に結婚式が多く行われる月を調べてみると、
11月がトップなのだそうです。
気候の良さが反映されていますね。
最も結婚式が少ないのが8月です。
猛暑の中の結婚式は、新郎新婦だけでなく、招待客も大変です。
6月の結婚式は、下から4番目で、ジューンブライドに憧れても、
現実的に考えて別の月に結婚式をするカップルが多いようです。
実は、日本に「ジューンブライド」の言葉を浸透させたのは、
結婚式が少ない6月に、結婚式をするカップルを増やそうとした
結婚式場関係者であると言われています。
どうしても6月に結婚式をしたいなら
6月の結婚式は、雨が降る可能性が高く、リスクを伴います。
ガーデンウェディングを計画していると、
雨が降ってしまったときに、がっかりすることが多いかもしれません。
屋内でも楽しめるように、雨の時のプランもしっかりと考えておくと、
思い出に残る素敵な結婚式ができると思います。
また、雨が降っても気にならない結婚式の形態として、
ナイトウェディングがあります。
窓が多い会場では、天気が悪いと会場が暗い感じになってしまいます。
しかし、ナイトウェディングならば天気が良くても悪くても、
外が暗いことを見込んで会場を演出してありますから、
雨が気にならないのではないでしょうか。
レストランウェディングでは、
オプションで花火をあげることが出来るところもあり、人気があります。
そして、梅雨の日本を飛び出して、海外ウェディングもおすすめです。
ジューンブライドの発祥の地、ヨーロッパに行けば全て解決!
結婚式に最高の気候が待っています。
ハワイも乾季に当たるので、雨が降ることは少ないと思います。
国内なら、梅雨のない北海道での結婚式も素敵ですね。