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12月は「師走」です。
師走の由来はいくつかあります。

一番耳にするのは、「師走」は「師が走るほど忙しい」月であるという説。

この「師」とはだれを指すのかで、
「先生」であるという説、「お坊さん」であるという説、
「兵隊」であるという説、「師匠」であるという説があります。

最も有力なものは、「お坊さん」であるという説で、
昔は正月もお盆と同じように祖先の霊を弔う慣習があり、
お経をあげるためにお坊さん(法師)が
あちこちの家々を忙しく走り回ったことが語源であると言われています。

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目次

師走の挨拶文例

12月は、忘年会や新年会のお知らせや、年末の挨拶を
手紙やメールで出すことが多い月です。

目上の方にも失礼のないように、師走の挨拶で使える文例を紹介します。

ビジネス、目上の方に対して

「師走の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。」
「歳末ご多端の折、ますますご清祥でご活躍のことと存じます。」
「ご多忙の折ではございますが、風邪など召されませぬようご自愛ください。」
「来年も、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」

友人、親しい人に対して

「寒さもひとしお身にしみるころ、皆様いかがお過ごしでしょうか。」
「本格的な冬将軍の到来ですね。皆様お変わりございませんか。」
「あわただしい年の暮れ、どうぞお健やかにお過ごしください。」
「何かと気忙しい毎日ですが、健康には十分ご留意ください。」
「来年も、素晴らしい年になりますよう、お互い頑張りましょう。」

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師走の挨拶回り

ビジネスマンの12月は、他の会社に挨拶回りすることも多い月です。

その際にもビジネスマナーをきちんと守りましょう。

手土産を持参する

手土産はお菓子が一般的で、賞味期限が比較的長いものを選びます。
また、会社内で食べる場合は、個別包装されたものが好まれます。

訪問する時間を配慮する

12月はどの会社も忙しいです。

相手の時間を多くとらないように、
事前に「ご挨拶のみですぐに失礼します」と伝えておくと好印象です。

年賀状のあいさつ

年賀状は、1月1日~7日の間に相手に届くようにするのが常識です。
そのためには、12月のうちに年賀状を作って出しましょう。

年頭のあいさつも、相手によって異なります。

ビジネス、目上の方に対して

「謹賀新年」
「恭賀新年」
「謹んで新年のお喜びを申し上げます。」

友人、目下の人に対して

「賀正」
「迎春」
「新春」
「慶春」

親しい人に対して

「あけましておめでとう」
「A Happy New Year」

相手を選ばず使える

「明けましておめでとうございます」
「新年おめでとうございます」

上司に対して「賀正」の年賀状を出している人は
意外と多いのではないでしょうか?

相手によって年賀状のデザインを変えるのが大変であれば、
相手を選ばず使える「明けましておめでとうございます」を用いるのが無難でしょう。