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鏡餅のカビについて。鏡餅のカビを防止するには?取り方は?食べてもいいの?
御正月に鏡餅を飾るご家庭は多いと思いますが、
いざ鏡開きとなった時にカビが生えていることって多いですよね。
もちろん最近は市販の鏡餅は真空パックになっていたりするので
カビの心配がない場合もありますが、ご家庭で手作りした
鏡餅などはどうしてもカビが生えやすいです。
そこで今回は鏡餅のカビについて、
防止方法やとり方などをご紹介しましょう。
鏡餅のカビの防止方法
せっかく手作りした鏡餅にカビが生えてしまってはもったいないですよね。
そこで完璧とはいえませんが、できるだけ
カビが生えないようにする方法をご紹介しましょう。
ひとつの方法は、鏡餅の表面に焼酎をハケで塗る方法です。
お餅がかさなっている所や裏面などは忘れてしまいがちですが、
できるだけたくさん塗るようにしましょう。
アルコール度数の高いものの方が殺菌作用が強くなります。
消臭は香の少ない甲類にしましょう。
さらに、鏡餅を飾る時に上下段の間に
米粒をまいておくようにしましょう。
こうすると空間ができて湿気が防げるので、より効果的になります。
もちろん、これで完璧というわけにはいきませんが、
今まで何も対策していなかったのであれば、かなり効果を実感出来るでしょう。
鏡餅のカビのとり方は?
いろいろカビ防止対策はしてみたけれど、
やっぱりかびがついてしまっている。。。
そんな時はどうしますか?
諦めて捨ててしまいますか?
もったいないのでカビをとって食べるという方もいると思います。
カビはとってしまったら大丈夫と思っている方もいるかもしれませんが、
カビの中には発がん性のあるカビやアレルギーを
引き起こすカビなどもありますから注意が必要です。
それでは、どのようにカビをとったらいいのでしょうか?
まずは、カビのついた鏡餅をラップでくるんで電子レンジに入れます。
そして、約30秒ほど加熱します。
すこし柔らかくなったら包丁でカビの部分をそぎ落ちします。
この方法だとカビがとりやすいのですが、
カビは見えている部分だけがすべてではなく
目に見えないものの奥まで芯がある場合もありますから、
なるべく深く広めにそぎ取るようにしましょう。
鏡餅を鏡開きの時にどうやって食べようかと
楽しみにしていたのにカビが生えていたら残念。
そこで、今年はすこしでも対策をして、
最後まで美味しく頂けるようにしましょう。
鏡開きをしたお餅は、おかきなどにして
いただくと美味しく食べられますよ。