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気になるしもやけの原因って?遺伝なの?食事は?
昔は、小学生ぐらいの子供がしもやけになっている様子を目にすることがよくありました。
けれども、現在はあまりしもやけという言葉も耳にしなくなったのは私たちにとって環境がよくなってきたのでしょう。
とはいえ、冬から春にかけてしもやけに悩む方もいないわけではありません。
そこで、今回は気になるしもやけについて原因をご紹介しましょう。
しもやけってどうしてなるの?
しもやけは、寒さや冷えによって血の流れが悪くなることでおこります。
冬から春にかけては、1日の気温の変化が激しくなるので、昼夜の気温の差も大きくなります。
しもやけは、冷え性の方がなりやすいと言われていて、体質や遺伝とも関係があると言われています。
手足の先が濡れたままでいると、乾かすために皮膚の体温が奪われ、温度が低下していきます。
これもしもやけの原因の一つとなっています。
しもやけは、痒みや痛みを感じることもあります。
これは、冷えで血流が悪くなっている血管が急速に温度を上げることで血流が一気によくなって神経に刺激を受ける為です。
しもやけって遺伝なの?
しもやけの原因はいくつかありますが、遺伝的要素もあると言われています。
例えば、ご両親がしもやけになりやすいという場合には、自分もしもやけになる可能性があるので、予防をしっかりした方がいい、というわけです。
これは、お母さんが肌が弱いと娘も肌が弱かったりといった遺伝的要素と同じようなことで、絶対的にしもやけになるというわけではありません。
しもやけに効果のある食事は?
しもやけには、ビタミンEが効果があると言われています。
ビタミンEの基本的な働きは、血管の拡張作用などがあります。
血管が広がると血液の流れがよくなりますから、循環機能が改善されます。
とくに手足の先などは、血管が細くなっているのでビタミンEを摂取して改善することが大切です。
寒さによる血行障害で引き起こされるしもやけは、血行障害を改善することで予防することができますので、普段の食事から栄養バランスよく、ビタミンEを意識して摂るようにしましょう。
まとめ
しもやけというと、赤くはれ上がった指先やかゆみといったイメージがあって、なかなか治らなそうですよね。
一度なったら治すのが大変なので、できるだけその原因を知って、成らない様に気を付けるほか、予防法なども積極的に取り入れるようにしましょう。