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急性胃腸炎の食事制限はいつから?おすすめのレシピは?
ストレスや食べもの、ウイルスなどが原因で起こる急性胃腸炎。
そんな急性胃腸炎ですが、症状を緩和するためには食事制限がポイントと言われます。
そこで今回は、急性胃腸炎の食事制限について、ご紹介いたします。
急性胃腸炎の食事制限の方法は?
基本的には、急性胃腸炎にかかった場合には消化の良いものを食べる、乳製品をひかえるとよいと言われていました。
現在では、腹痛のあるうちは絶食が基本で、脱水や体内の電解質のバランスの崩れ予防にミネラルを含むスポーツドリンクや経口補水液を少量ずつ補給するとよいとされています。
お腹を冷さないために、飲み物は常温でのむようにします。
腹痛の症状がなくなってきて、下痢や吐き気が落ち着いてきたらおもゆや野菜スープ、すりおろしリンゴから始めます。
そして、消化のよいおかゆやうどん、ヨーグルトや豆腐を食べます。
ただし、ヨーグルトは乳製品ですので食べ過ぎるとお腹に負担がかかり、酸味によって吐き気をもよおす場合があります。
なるべく酸味を抑えた甘いヨーグルトを食べましょう。
食事回数は、1日5、6回にわけて少しずつ食べましょう。
食材は細かくきってよく煮込んで柔らかくして、胃腸に負担をかけないようにしましょう。
食事制限はいつからいつまで?
急性胃腸炎の食事制限ですが、まずは1日目は水だけを飲みます。
調子が悪くならなければ、流動食になり、1週間ぐらいかけて、ゆっくりと食事を通常に戻していきます。
急性胃腸炎のおすすめレシピは?
急性胃腸炎になった後には、おかゆから始めて徐々に慣らしていきます。
そして、炎症が落ち着いてもしばらくは胃腸に優しい食事を心がけましょう。
おすすめのレシピは、にゅうめん。
お好みのスープの量より少し多めのお湯を沸かしてから、そうめんと鶏ガラスープの素をいれます。
2分弱沸騰させたら、溶き卵を入れてかき混ぜてしばらくしたら火を止めます。
そこに、香りづけにごま油をかけて、こしょうを振ったら出来上がりです。
にゅうめんはつるっと食べられて胃にも優しいのでアレンジして食べてもよいでしょう。
ほかに、キャベツと大根をやわらかく煮込んだスープなどもオススメです。
まとめ
急性胃腸炎になると、一番気になるのは食事のこと。
もちろん初めは全く食べることができませんが、徐々に回復に従って食事をすすめていくことになります。
そんな時にオススメなのが胃にやさしいお料理です。
にゅうめんや野菜スープなどがありますが、体調がすぐれなくて料理があまりしたくない時などは、バナナもオススメです。
急に食べると胃腸も驚くので、様子を見ながら徐々に増やしていくようにしましょう。