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蓄膿症の治療方法!市販薬は効果ある?
蓄膿症は放っておくと、他の病気を併発してしまう場合もあるので、早めの治療がとても大切です。
蓄膿症治療には市販薬も販売されていますが、市販薬には効果はあるのでしょうか?
蓄膿症の様々な治療方法について、ご紹介したいと思います!
蓄膿症の治療に市販薬は効果ある?
市販されている蓄膿症の治療薬は、蓄膿症の初期の段階では効果があると言えます。
しかしあまりにも頻繁に蓄膿症の市販薬を使っていると、「点鼻性鼻炎」という病気になってしまうこともあります。
そしてその点鼻性鼻炎が、蓄膿症を再発させる原因となってしまう可能性もあります。
鼻水や鼻づまりなどの蓄膿症初期段階でも、長引くようなら蓄膿症の市販薬ではなく、耳鼻咽喉科を受診することをオススメします。
耳鼻咽喉科での蓄膿症の治療は何が主流なの?
蓄膿症の治療といえば、昔は手術のイメージが強かったのです。
しかし現在の蓄膿症の治療は、投薬による治療が主流となってきています。
蓄膿症治療専用の抗生剤や抗アレルギー剤、抗生物質、消炎鎮痛剤などが処方されることが多いです。
耳鼻咽喉科によっては、漢方薬を処方する場合もあります。
一般的には、2~3ヶ月程度投薬を続けます。
投薬の蓄膿症治療で効果がなかった場合は、手術治療が検討されることになります。
原因によっては手術よりも体質改善が効果的な場合もあります。
蓄膿症の手術治療はどんな手術をするの?
蓄膿症の手術治療は鼻の穴から内視鏡を入れて、モニターでチェックしながら超音波などを使って行う「内視鏡手術」が主流となってきています。
蓄膿症の内視鏡手術は、どこの耳鼻咽喉科でも行えるわけではありません。
執刀する医師の実力が大きく影響すると言われているので、内視鏡手術を希望する場合は、しっかりと事前に耳鼻咽喉科の実績を調べておきましょう。
注目を浴びている蓄膿症の治療方法があるの?
最近注目を浴びている蓄膿症の治療方法が、「ヤミック療法」というものです。
ヤミック療法はヤミックカテーテルというものを使って、副鼻腔内に溜まっている膿を排出させる治療方法です。
同時に抗生剤などの薬を、副鼻腔に注入することも出来ます。
投薬による治療であまり効果がなかった患者さんにも、とても有効的だと言われています。
薬をあまり飲みたくない妊婦さんにも、とても人気のある蓄膿症の治療方法です。
ヤミック療法で一度にかかる時間は15分程度で、これを週に1回×3週間連続で行います。
ヤミック療法も、保険適用されている蓄膿症の治療方法です。
蓄膿症の治療には、いくつかの方法があります。
出来れば蓄膿症で手術はしたくないですよね。
自分が蓄膿症かなと気になっている方は耳鼻咽喉科を受診して、早めの治療を心掛けて下さいね。