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目次

葛根湯の副作用について!不眠や動悸といった副作用が起こるのはなぜ?

皆さんは、風邪を引いた時などに葛根湯を飲んだことはありますか?

飲んだことは無くても葛根湯という名まえを聞いたことがある方は多いでしょう。

最近は、顆粒タイプだけでなくドリンクタイプなどもあり、飲む機会も増えてきたようです。

でも、気になるのは葛根湯の副作用です。

そこで今回は、葛根湯の副作用についてご紹介しましょう。

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葛根湯の副作用の不眠はなぜ?

葛根湯の成分のひとつにマオウがあります。

このマオウによって交感神経興奮作用があって覚醒作用が現れます。

そのため不眠を感じる人もいるのです。

つまり、興奮して動悸がしたり、眠れなくなるのです。

葛根湯による副作用である不眠が気になる場合には、睡眠の2,3時間前に飲むようにしましょう。

また、交感神経が活発になっても問題がない朝や午前中に飲むといいでしょう。

葛根湯の副作用である動悸はなぜ?

ほかにも葛根湯の副作用がいろいろあります。

その一つが動悸です。

この動悸の原因となるのもやはりマオウです。

マオウによって、交感神経が刺激されて興奮して心臓や血管に負担がかかることもあります。

それが、高血圧や心臓病、脳卒中既往などの循環器系に病気のある人は注意しましょう。

漢方薬はその人の体質によってさまざまな副作用が現れることもありますので、注意して服用するようにしましょう。

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葛根湯のその他の副作用は?

それでは、葛根湯の他の副作用もご紹介しておきましょう。

葛根湯の成分の中で副作用が考えられるのはマオウ以外にもカンゾウもあります。

これらは薬理作用があるので、軽い副作用も考えられます。

それが、むくみ、食欲不振、吐き気などの症状となって出る場合がありますが、重症化することは稀です。

また、漢方薬は長期間服用していると食欲がなくなってきたりすることもあります。

葛根湯の場合には即効性があるので、長期間服用することは少ないと思いますが副作用には気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、葛根湯の副作用についてご紹介しました。

葛根湯は風邪薬として服用する機会もあり、一般的にもよく知られていますね。

ですから、副作用についてはあまり考えずに飲んでいる方も少なくありません。

でもじつは漢方薬といえどもその人の体質によっても副作用はでますから、まずはしっかり副作用について知っておきましょう。

そのうえで、自分の体調に合わせて使用することが一番だと思います。