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葛根湯の飲み合わせについて知りたい!風邪薬やロキソニンと飲んでもいいの?
みなさんは、風邪に引き始めなどに葛根湯を飲んだことがあるでしょう。
葛根湯などの漢方薬は、副作用が少ないことや身体への負担が少ないことなどから多くの方が服用しています。
とくに葛根湯はドラッグストアなどで簡単に手に入るので飲む機会も少なくありません。
でも、気になるのは他の薬との飲みあわせですよね。
そこで今回は、葛根湯の飲みあわせについてご紹介しましょう。
葛根湯と薬の飲み合わせが悪いとどうなるの?
皆さんは、薬の飲みあわせについて考えたことがありますか?
実は、間違った飲みあわせをすると体調を崩してしまったり、薬の効果が出なかったり、稀に命に関わってしまうこともあります。
その理由は、薬同士が反応してしまったり、強い作用が出てしまって効きにくくなります。
また、似た成分の場合には効き目が強すぎることもあり内臓障害の危険性もあるのです。
ですから、漢方薬だからと簡単に考えてはいけません。
その飲みあわせを考えたうえで服用する様にしましょう。
葛根湯との飲み合わせで注意するもの
葛根湯を飲むときに飲みあわせを注意しなくてはいけない成分があります。
それが、葛根湯に含まれるマオウとカンゾウという成分です。
まずはマオウからご紹介すると、マオウにはエフェドリンという成分が含まれています。
このエフェドリンが、咳止めや気管支拡張薬、交感神経への刺激、脈や血圧の上昇に効果があります。
また、カンゾウにはグリチルリチンという成分が含まれています。
そのグリチルリチンが、消炎作用や咳や喉痛の抑えなどの効果があります。
葛根湯とほかの薬の飲み合わせによる副作用は?
マオウのエフェドリンは、動悸や血圧上昇、頭痛、吐き気などの相互作用を起こす可能性があります。
またカンゾウのグリチルリチンは、血圧上昇や身体のむくみといった相互作用の可能性があります。
葛根湯によい飲み合わせ、悪い飲み合わせ
葛根湯を飲む場合に気を付けた方がよい飲み合わせや、良い飲み合わせを御紹介します。
まずは、風邪薬です。
風邪薬は、葛根湯と同じ効き目ですからできるだけ服用しない方がよいでしょう。
ロキソニンなどの鎮痛剤は、いっしょに服用してもOKです。
バファリンの場合には、体温を下げる作用があるので効果が薄れる可能性もありますので気を付けましょう。
胃腸薬にはカンゾウが含まれているものが多いので、避けた方がよいでしょう。
抗生物質の場合は、葛根湯と一緒の服用してもよいといわれています。
ただ、やはり薬によって含まれる成分もさまざまですから薬剤師などに相談してから服用すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、葛根湯の飲み合わせについてご紹介しました。
やはり葛根湯も飲み合わせによっては、よくない影響や副作用がある場合もありますので、事前にしっかりとチェックしてから飲むようにしましょう。