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破魔矢について知りたい!どんな意味があるの?誰が買うの?処分は?
みなさんは、初詣で破魔矢を購入したことがありますか?
破魔矢は購入したことがあるけれど、どんな意味があるのか、正しい飾り方がることを知らない人は少なくありません。
そこで今回はそんな破魔矢について、ご紹介しようと思います。
破魔矢とは?
破魔矢は、お正月の縁起物として寺院や神社で購入することができる矢の事。
破魔矢と破魔弓とでセットになっているところもあります。
もともと、お正月に行われていた弓の技を試す射礼という行事に使われた弓矢に由来しています。
ハマは競技に用いられる的の事で、射る矢をはま矢、弓をはま弓と呼んでいました。
そこから、はまが破魔に通じるということでお正月に男児のいる家に弓矢を組み合わせた玩具を送る風習が産まれました。
その後、一年の幸運を射止める縁起物として初詣で購入されるようになったそうです。
破魔弓を購入するのに特別な決まりはないので誰が買っても大丈夫ですが、一般的には母方の両親が初正月のために購入して贈ることが多いです。
破魔矢の正しい飾り方は?
では初詣で購入した破魔矢はどのように飾るのが正しいのでしょうか?
飾り方は、宗派によって違いがあります。
とはいえ、神棚や床の間ならどこに飾っても構いません。
そのほかには、頭上より高い位置でその年の凶の方向に矢を向けて飾るという方法があります。
とくに神棚がない場合にも、おとなの目線より上の飾るようにすればかまいません。
ちなみに2016年の凶の方角は寅の方角で東北東微北になります。
破魔矢の処分の仕方は?
初詣で新しい破魔矢を購入するということは、今まで飾っていた古い破魔矢がありますね。
その古い破魔矢はどのように処分すればよいのでしょうか?
基本的には効果は1年といわれていますので、次の年にいただいた神社にお返しするのが一般的です。
初詣の時期なら、境内に古い御札やお守りを収める場所が設置されている事が多いです。
そこに感謝の意を込めて納めましょう。
賽銭箱が置いてある場合には、納める破魔矢と同額程度を目安にお炊き上げ料として納めましょう。
また、決められた場所がない場合には、神社の方に確認して納めましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、破魔矢について、その意味や飾り方、処分方法をご紹介しました。
来年も初詣で破魔矢を手に入れる予定だという方も多いでしょう。
その意味を改めて確認したうえで手にしたら、その重みも違うかもしれませんね。
ぜひ、来年はその破魔矢を正しく飾って、すてきな一年を過ごしましょう。