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勝山左義長まつり!2016年の日程は?どんど焼きは?
皆さんは、勝山左義長まつりをご存知でしょうか?
2月に行われる勝山左義長まつりは、全国で行われる小正月の火祭りである左義長のひとつですが、勝山市の左義長はちょっと変わっているのです。
今回は、そんな左義長まつりについてご紹介しようと思います。
勝山左義長まつりとは?
勝山左義長まつりは、300年以上の歴史を誇ります。
全国各地で行われる左義長のなかでも勝山市の左義長は一風変わっています。
市街地の各町内がそれぞれに櫓をたてて、その上で長襦袢をきた男衆が三味線や笛、鉦のお囃子にのって滑稽なしぐさで太鼓をたたきます。
長襦袢を着ている理由は、左義長ばやしの櫓が多い市街地にかつて遊郭街があって、祭の酒でへろへろになった若い衆が遊女の長襦袢を着たまま櫓にあがったのが始まりだそうです。
左義長祭りの櫓は、襦袢姿の男衆や子供たちが左義長囃子にうかれて太鼓をたたくためです。
そして、祭りの1週間前から当日までは町に短冊が飾られますが、これは町内総出で短冊をつるすのです。
出典:http://www.hokurikushinkansen-navi.jp/
勝山左義長祭りのスケジュールは?
それでは、2016年の勝山左義長まつりのスケジュールはどのようになっているでしょうか?
2016年の予定は、2月27日28日が勝山左義長まつりとなっています。
昨年までの勝山左義長まつりを見てみると、まずは一番太鼓の合図で始まります。
市街地の各町内に12基の櫓をたてて、その上で赤い長襦袢姿の大人たちが子どもも交えて「蝶よ花よ」のお囃子にあわせて太鼓をたたきます。
そして、祭りの最後にはどんど焼きで各家から集められた正月の松飾や注連縄などを御神体に結びつけて、弁天緑地に集めて御神火によって一斉に焼かれるのです。
そして、その年の五穀豊穣と鎮火が祈願されます。
どんど焼きとは?
ところで皆さんは、どんど焼きってご存知ですか?
どんど焼きという名まえには、尊や尊と囃しながら櫓で火を燃やしたのがなまって「どんど」となったという説があります。
また、どんどん燃える様子から名づけられたという説もあるのです。
どんど焼きは、左義長と呼ばれることもあり、左義長が平安時代に宮中で青竹を束ねて立て毬状三本を結んで、その上に扇子や短冊などを置いて陰陽師が謳い囃しながら焼いたことがもととなります。
それが庶民たちの間にも広まって、現在のどんど焼きとなったのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、勝山左義長まつりについてご紹介しました。
数多くある左義長まつりの中でも勝山左義長まつりは毎年人気のイベントとなっていますので、ぜひ一度足を運んで見てください。