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恵方巻きの由来を分かり易くご紹介!
最近は恵方巻きの風習が、全国的に広まっていますよね。
節分が近づくとスーパーやコンビニでも、
恵方巻きが並んでいる光景を多く見かけます。
節分の日に恵方巻きを食べているみなさん、
恵方巻きの由来ってご存知でしょうか?
実はあまりよく分かっていないという方って、
けっこう多いのではないでしょうか。
今回は恵方巻きの由来を分かり易くご紹介します!
恵方巻きの由来は?
節分の日に巻き寿司、今で言う恵方巻きを
食べるようになったのは、江戸時代末期からと言われています。
節分がある季節はお新香が美味しく漬かる時期でした。
美味しく漬かったお新香を巻いた巻き寿司を、
その年の縁起の良い向かって食べていたそうです。
そうして縁起を担いでいました。
この風習が恵方巻きの由来の起源と言われていますが、
庶民にはまだあまり浸透してはいなかったようです。
その後1970年後半に大阪の船場で、
恵方巻きに関するチラシが配布されました。
客商売は1年の中で2月が売上が一番少ない時期です。
そこで「土用の丑の日」の風習を見習って、
お寿司屋さん(海苔屋)が活動し始めました。
商売繁盛のために、恵方巻きを販売したのです。
そして関西地方では節分の日に恵方巻きを
食べる習慣が、徐々に浸透し始めました。
1977年に大阪の道頓堀で、
恵方巻きの早食い競争が開催されました。
この頃から関西地方以外にも、
節分に恵方巻きを食べる風習が広がったようです。
恵方巻きの名前の由来は?
「恵方巻き」という名前は昔からあるのではなく、
「節分の巻き寿司」や「丸かぶり寿司」、
「招福巻」「幸運巻」「開運巻き寿司」と呼ばれていました。
1989年に大手コンビニのセブン-イレブンが、
「恵方巻き」という名前で巻き寿司を発売しました。
その店舗(広島県)のオーナーは大阪出身でした。
恵方巻きを食べるという縁起のいい風習を紹介し、
次々と全国で恵方巻きを販売する事が広まりました。
2003年から2004年頃には全国のスーパーやコンビニで、
恵方巻きは大きく宣伝されるようになりました。
コンビニでの命名が恵方巻きの名前の由来とは、
けっこう意外な感じがしますよね!
恵方巻きの認知度はどれくらい?
2002年頃に日本では、約半数の人しか
恵方巻きを知らなかったようです。
2006年頃になってから、9割以上の人が
恵方巻きを知ることになったのです。
スーパーやコンビニなどの業者さんのアピールで、
一気に恵方巻きの認知度は上がったのですね。
最近では具の種類や恵方巻きの大きさも豊富になり、
どんどん恵方巻きはバーションアップしています。
近所で簡単ご購入できるのが嬉しいですね。
恵方巻きは自宅で手作りしてもいいですね!
恵方巻きの由来が分かったので、
節分には子供にも恵方巻きの由来を伝えましょう!