これだけは知っておきたい!赤ちゃんが舌を出す理由や障害の可能性は?
赤ちゃんは、日々成長していて新しいことができるようになっていくことがパパもママも楽しいですよね。
昨日はしていなかった仕草を今日はするようになった。
そんなことも少なくないでしょう。
でもそんな可愛い仕草の中でも気になる仕草がありますね。
とくに赤ちゃんが舌を出す仕草が気になるという方も少なくないと思います。
そこで今回は赤ちゃんが舌を出す理由や障害の可能性などを御紹介しようと思います。
目次
赤ちゃんが舌を出す理由は?
赤ちゃんが舌を出す仕草はよく見られますね。
じつは、この赤ちゃんが舌を出すという仕草は成長過程でよく見られる仕草なのです。
赤ちゃんは生まれてしばらくは舌を上手に動かすことができないのです。
ですが成長と共にだんだんと上手に舌を動かせるようになってきます。
舌を動かすことでできるようになった楽しいので頻繁に舌を出す様になるのです。
また、乳歯が生えてくると歯茎がむずむずと痒くなったりして舌を出してみて痒さを取りたいと思って動かします。
だいたい早いと生後1、2か月ごろから舌を出す仕草をする赤ちゃんがいます。
そして個人差もありますが、赤ちゃんの多くが生後4,5か月ごろには舌を出す仕草をするようになります。
赤ちゃんが楽しそうに舌を出しているのであればとくに問題はないでしょう。
どんな時に赤ちゃんは舌を出すの?
赤ちゃんが舌を出す理由として上でご紹介したように舌を自由に動かせるのが楽しいということがあります。
ほかにも赤ちゃんが舌を出す時があります。
たとえば、お腹が空いた時。
赤ちゃんが舌をだしたらおっぱいを欲しがっている時でもあります。
舌を使っておっぱいをしっかり吸っているので飲みたいときにすでに舌が出てしまうことがあります。
また、おっぱいを飲んだあとなどになかなかゲップが出ない時も舌がでることがあります。
お腹の中にゲップがたまっている様子があれば、背中をとんとんしてゲップを出すようにしてあげましょう。
このほかに、味覚をチェックしていたり、おとなの真似をしていることもあります。
赤ちゃんが舌を出している時、病気の可能性は?
赤ちゃんが舌を出す仕草は一般的なのであまり心配はありません。
ただ、場合によっては鼻に疾患がある場合もあります。
赤ちゃんは基本的には鼻呼吸をしています。
でも鼻の中に疾患があって上手に鼻呼吸が出来ない時に口呼吸をすることがあります。
このとき口呼吸にあまりなれていない赤ちゃんは舌が出てしまうことがあるのです。
もしも、授乳中などにときどき口を離して口呼吸をしている様子があるなら鼻に疾患がある可能性もあるので病院を受診しましょう。
赤ちゃんが舌を出すのは障害の可能性は?
赤ちゃんが舌を出すことでなにか障害の可能性はあるのでしょうか?
実は、自閉症の特徴としてあまり笑わなかったり、泣かなかったりという状態があります。
さらには呼びかけても反応が返ってこなかったり、そして舌をだしたりねじったりすることもあります。
ただ、上でもご紹介したように赤ちゃんは多くが舌を出す仕草をします。
ですから舌を出しているからといって自閉症になるというわけではありません。
心配な状態が続くようなら一度専門医に相談してみましょう。
また、クレンチ症という病気の可能性もあります。
このクレンチ症とは、先天性向上性機能低下症と呼ばれるもので、甲状腺ホルモンが分泌されないので新陳代謝が滞ってしまいます。
この病気は生後すぐに判明することが殆どですが、クレンチ症の赤ちゃんは舌が長いので舌が出ている状態が多くあります。
これは生後間もない時期に医師が診断しますので、とくに何も言われていなければ可能性は低いでしょう。
赤ちゃんが舌を出すのは治した方がいい?
気になる赤ちゃんが舌を出す仕草ですが、これはなおした方がよいのでしょうか?
基本的には、赤ちゃんが舌を出していても気にしなくてもよいでしょう。
たとえば、赤ちゃんが舐めると危険なものが身の回りにあるような状態なら心配ですのでしっかりと赤ちゃんの手の届かない所に片付けることも大切です。
また赤ちゃんが舐める心配があるおもちゃなどは定期的に消毒したり洗濯してあげるとよいでしょう。
赤ちゃんが舌を出す仕草についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、赤ちゃんが舌を出す仕草について、その理由や病気の可能性についてご紹介しました。
よく赤ちゃんが舌を出しているのを見かけますよね。
心配というよりは微笑ましいと感じてみていることが多いですが、まれに障害や病気の可能性もあります。
もしも、あまり頻繁に舌を出す仕草をしていたり、呼吸が苦しそうなどの気になる点がある場合には早めに受診してもらうと良いでしょう。
ただ、基本的には赤ちゃんがよく行う仕草でとくに問題はないことが多いようです。
今回の記事を参考に赤ちゃんの様子をよく見てあげてくださいね。