知っておきたい!ほくろが増える原因や病気の可能性!
みなさんは、どのくらいほくろがありますか?
自分自身でほくろの数を数えたことがあるという方はあまりいないかもしれません。
赤ちゃんにはほくろがありませんが、成長と共にほくろができてきますね。
また、大人になってもふと気づくとほくろが増えているという事があるでしょう。
でも、ほくろってなぜ増えるのでしょうか?
そして、ほくろが増えることで病気の可能性があるのでしょうか?
今回は、ほくろが増えることについて、その原因や病気の可能性など気になることをご紹介しようと思います。
目次
どうしてほくろが増えるの?その原因は?
まずは、なぜほくろが増えるのかその原因からご紹介していきましょう。
普段生活している中で誰でも肌に紫外線を浴びています。
肌が大量の紫外線を浴びるとメラノサイトがメラニンを作り出して紫外線を吸収してしまいます。
とくに夏場は紫外線が多く日焼けをしても新陳代謝が活発で肌サイクルが正常の働いている場合には肌は元の状態へ戻ろうとします。
ただ、メラニンを作る時にメラノサイトが過剰に活性化したり、刺激を受けて異常を起こすことでほくろが発生するのです。
ですからほくろが増える原因のほとんどが紫外線ということです。
ただストレスや生活習慣の乱れなどもほくろが増える原因ともなりえます。
また、外部刺激によってもほくろが増えることがあります。
この外部刺激とは、下着の締め付けなどの皮膚が頻繁に擦れることやいつも同じ部分に熱や重量がかかってしまうことなどです。
ほくろが増えると病気なの?
ほくろが増えると病気なのかと心配になる方も少なくありません。
ただ、ほくろにもいろいろありますのですべてのほくろが病気の危険性があるわけではありません。
では、どのようなほくろは問題がないのでしょうか?
ここでいくつかご紹介しておきましょう。
1.黒くて丸いもの
2.大きさがずっとかわらないもの
3.大きさが5mm以下のもの
4.初めは小さな点で徐々に大きくなるが5mm以下のもの
これらに当てはまる場合はとくに問題のないほくろといえるでしょう。
反対に病気の危険性のあるほくろもご紹介しておきましょう。
1.色がこげ茶、または茶色のもの
2.大きさや形が変化してきているもの
3.形が丸くなくていびつなもの
4.大きさが1センチ以上あるもの
このようなほくろがある場合には、なんらかの体の異常がある場合もあるので早めに病院を受診しましょう。
ほくろと病気の関係は?
上でご紹介したようにほくろによっては病気の可能性があるものもあります。
では、ほくろと病気はどのような関係があるでしょうか?
基本的には、ほとんどのほくろはそのままにしていて問題はありません。
ただ、一部のほくろには皮膚がんの一種である悪性黒色腫の場合があります。
これは、メラニン色素を含む細胞メラノサイトが悪性化して腫瘍になるもので、メラノーマとも呼ばれます。
悪性黒色腫は、とても悪性度が高いもので発生すると進行もはやいので注意が必要です。
悪性黒色腫の可能性があるほくろは、1、2年の間に色が変わったり、サイズが変わった、形や硬さが変わったなどのものです。
このようなほくろがある場合には、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。
増えるほくろの対処法は?
できればほくろは増えてほしくないと考える方も多いでしょう。
では、ほくろを増やさないためにどのような対策が出来るのでしょうか?
上でご紹介したようにほくろが増える原因のほとんどが紫外線です。
そこで紫外線を防ぐことが対策となります。
たとえば、日焼け止めを使う、帽子をかぶる、日傘を活用するなどの方法で紫外線予防をしましょう。
また、ほくろは活性酸素の発生、お肌のターンオーバーの低下の原因ができることもあります。
そこで運動を習慣としてお肌のターンオーバーを活性化させる事でも予防できます。
そしてお肌のターンオーバーを活性化するといういみでは規則正しい生活も大切です。
ビタミンやミネラルの豊富な野菜や果物をしっかりとって出来るだけ十分に睡眠をとるようにしましょう。
気になるほくろはどのように薄くできる?
ほくろをどうしても薄くしたいと思うなら皮膚科や美容外科などで治療することもできます。
どうしても気になる場合には、保険が効かない場合もありますのでまずは相談してみるとよいでしょう。
増えるほくろについてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、増えるほくろについてその原因や病気の可能性などについてご紹介しました。
ほくろは誰にでもあるものですが、急にできているほくろをみてちょっと心配になってしまう場合もあります。
でも、ほくろのほとんどは病気の心配のないほくろなのであまり心配することはありません。
ただ、ご紹介したように形や大きさが短期間で変化しているものなどがある場合には、早めに皮膚科を受診してみましょう。