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目次

小説に出る形容詞とは

大学受験に必要な国語の小説についてのお話を進めていますが、この小説に必要な事とは速読できる力が重要であるという事を言いました。

小説の本文を最初から最後まで流し読みできることで時間短縮に繋がると言ったのですが、やはりそれくらい小説には時間を掛けて解く事は許されないのです。

小説を流し読みしていく勉強法を取っていく中でも、本文中にたまに知らない形容詞が登場する事もあるかと思います。

それらの形容詞について、きっと流してしまっても本文の内容は分かるかと思うのですが、一応チェックしておく必要があるでしょう。

小説に出てくる形容詞とは、例えば「うろたえる」とか「怪訝な」と言った少し意味の分かりにくい単語が出てきます。

これらの意味を直接問題として問われる事はないかと思うのですが、この形容詞と同じ意味を持つ単語をするような問題がごく稀に出ることがあるのです。

そんな所で点数を落としてしまえばせっかくの速読の意味もなくなってしまうので、しっかりと難しい形容詞をチェックしておく事をオススメします。

私も実際に形容詞が分からずに試験で点数を落としてしまった事がありましたが、本文中の形容詞だからその前後のニュアンスで分かると思っていれば大間違いなのです。

試験を作成する側も、本文のニュアンスとして使えそうな選択肢を挙げてくるので、全く参考ならないのです。

だからこそ、小説に出てくる形容詞とは分かりにくいものを全て調べておく事が大切なのです。

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小説の落とし穴とは

大学受験に必要な国語についてのお話を進めていますが、この国語には小説の形容詞までしっかりと勉強しておく事が重要であるという事を言いました。

小説の形容詞を把握していく事で、小説の設問でどんな出題をされても対応していく力が身に付いていくと説明しましたが、実はこの小説にはとんでもない落とし穴があるのです。

一見読みやすい文章だからさらっと流し読みが出来て、スムーズに解答にあたっていく受験生は結構多いかと思うのですが、その解答を始める前に絶対にしておかなければいけないことが1つだけあるのです。

それは小説の題名をちゃんと確認しておくという作業です。

センター試験の小説であれば、たいていが小説の最後に誰の何と言う作品なのか分かるようにタイトルと作者名が記されています。

そのタイトルを確認してから解答にあたる事が絶対に必要不可欠なのです。

どうしてタイトルが解答に関わってくるのかと思う方はいるかと思いますが、実際にその小説が何を伝えたかったのか、という事を表しているのがタイトルなのです。

本文の内容がいまいち分からなかったとしても、最後にタイトルを見ることで筆者が伝えたかった内容が分かる事も珍しくは無いのです。

実際に私がセンター試験の過去問を解いている中で、タイトルを見忘れていたために小説の内容を完全に捉え間違えていた事がありました。

どんな内容であっても、最終的にはタイトルと一致させる事が絶対に大切だという事を忘れてはいけません。

超重要!小説のミスの原因とは

大学受験に必要な国語の中で、小説には落とし穴があるので注意しなければいけないというお話をしましたが、これに関連する事でもう1つ気をつけなければいけない事があります。

それは小説だけに当てはまる事なのですが、小説内に登場している主人公やその他の人物になりきるという事が大切な事なのです。

小説の設問というものは、たいていがその言葉を発した方の心情を読み取るものであったり、この文章はどういう意味を示すのか、と言った問題は多いのです。

だからこそ小説の設問を解答する際に最も気をつけなければいけない事として、自分の主観を交えて解答してしまってはいけないのです。

設問で問われているのはその小説内の人物の心境なので、自分の主観を交えた答えをチェックしたところで正解する事は無いのです。

これが評論文とは違った小説のミスの原因として、最も良くある事なのです。

評論文の場合であれば多少自分の主観を入れて解答に至っても問題は無いのですが、小説に関しては完全に小説内の人物になって解答しなければ正解にはならないのです。

その為にも普段から小説を読む際にはしっかりと感情移入させて文章を解読していく必要があるでしょう。

最も小説の中でミスの多いもの、それは自分の主観で設問に答えてしまう事です。

いくら自分がそう思ったとしても、受験の小説だけは小説内の人物になって解答しなければいけないのです。

しっかりと意識できるようになればきっと、小説でも50点満点を狙っていけることでしょう。

評論文と小説には

大学受験に必要な国語として、評論文と小説の勉強の仕方やコツを紹介していきましたが、これらを全てやっていればこの2つで点数を落とす事は少なくなってきます。

実際に国語にはこの他にも古文と漢文を解答しなければいけないので、評論文と小説で手間取っている時間は無いのです。

だからこそセンター試験の過去問にしても一般試験の過去問にしても、様々な問題を解いていく事で点数にも安定感をつけていく必要があるでしょう。

評論文と小説には、とにかく反復して毎日1つでも良いから続けていく勉強が重要であるのです。

本を1ヶ月間読まなくなってしまったら、きっと人間は本を読むスピードがかなり衰えてしまいます。

もちろんスピード以外にも読解力やその本に入り込んでいく能力も薄れてしまう事でしょう。

それと同じ事で評論文と小説には、毎日継続した勉強を進めていく事でしだいと長い文章にも慣れてきて、問題も解きやすくなってくるのです。

私が実際に受験生の時にも、この評論と小説には毎日各2つ以上の過去問を解いていました。

だから計4つの長文を毎日繰り返していたのですが、その事によってだんだんサービス問題に感じてくるようになっていったのです。

何回も言いますが、評論と小説は慣れてしまえばサービス問題なのです。

そう感じるようになればこの2つを勉強する必要も無く、安定した点数が取れることは間違いありません。

評論文と小説には、毎日少しずつでも良いから問題に取り組むことが必要であり、受験生としての第一歩でもあるのです。