センター試験の選択
大学受験に必要な事として、センター試験の古文には本文をニュアンスでも良いから理解できるようになっていく必要があると説明しました。
実際にセンター試験の過去問を解いてみれば分かるかと思うのですが、古文という分野は相当難易度が高いとされています。
もちろん一般試験の古文になれば更にレベルが高い事は言うまでも無いのですが、実際にその古文を攻略出来なければ次の策を取る事をオススメします。
私もこの方法を取ったのですが、センター試験の国語には古文を2つ選択するか古文と漢文を選択するか、どちらかに分かれるのです。
漢文を選択しておけば古文が苦手な人でもそこまで点数を落としてしまうリスクは回避できると思うので、そのような方法もあるという事を頭に入れておいてください。
実際に漢文を選択する場合には漢文の勉強も必要になってくるのですが、漢文の勉強には古文と同様でまずは本文の全体のストーリーを把握できるようになる事が重要なのです。
それさえ出来ていれば、漢文に困る事はほとんど無くなってくるのです。
漢文は古文に比べて難易度が低く設定されていますので、全体の内容を把握できればほとんど点数を落とす事は無くて済むでしょう。
センター試験での選択とは、古文を選択するか漢文を選択するかと言うことであり、自分が得意な方を選んでいけばよいのです。
もちろん年によってどちらの分野が難しいという事も分かれてきますので、一番理想を言えば古文も漢文も解けるようになっておくのが理想的だといえます。
国語の高得点とは
大学受験に必要な勉強法として、評論文・小説・古文を中心に勉強を進めてもしも古文が苦手な人は漢文の勉強もしておく必要があるという事を言いました。
センター試験・一般試験に問わず、国語には共通した癖があるのでそれをいち早く把握できる事が国語の高得点につながると言っても過言ではありません。
国語の高得点を取るためには、まずは繰り返し過去問を解いたりひっかけ問題には絶対にひっかからないように毎日決まった時間勉強を続ける事が必要なのです。
その中でも、どれくらいの点数が実際に国語の高得点に値するのかと疑問に持たれる方もいると思います。
基本的にセンター試験の国語であれば200点満点なのですが、そのうちの8割、160点以上あればかなり上位校でも安全圏に入ってくるかと思います。
8割以上の正解率を出そうと思えば、評論文や小説では各1問以上間違えてしまえば絶対に出る事はありません。
この高得点を出すためにも、毎日評論文と小説には全問正解が当たり前という意識で勉強に取り組んでいかなければいけないのです。
評論文と小説で100点を出しておけば、古典や漢文は6割の正解率で良いのでもしも時間が無かったとしても出せる点数なのです。
国語の科目で高得点を出していくためにも、まずは評論文と小説をほぼ満点まで持ってこられるかどうかが重要なのです。
センター試験では国語には癖があるので、その癖さえ掴んでおけばきっと誰でも高得点を出す可能性がある、という事を覚えておいて欲しいのです。