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水面に入ってからの伸び!
出典:http://sciencewindow.jst.go.jp/
水泳と言うスポーツの中でもまずは飛び込みと言う技に注目してお話を進めているのですが、この飛込みにはジャンプの際に手と頭の位置をしっかりと意識して練習していく事が良いと言いました。
私が水泳教室に通っていた時もよく言われたのですが、誤ったフォームのまま飛び込みの練習をしている事とは物凄く危険な事であり、事故や怪我のような惨事を招いてしまう危険性だって十分にあるのです。
だからこそ練習をするときから正しいフォームで身に付けておくことが良い訳なのですが、更に飛び込みを上達させたい方であれば水面に入ってからする事にも意識して取り組んでいきましょう。
飛び込んで水面に入ってしまえば、そこから泳ぎがスタートするかと思う人は案外多く入るのですが、実際には飛び込みの勢いを活かす為にも水中で伸びと言う技をする必要があるのです。
飛び込みの際の最重要ポイント、それが伸び!と言うワードなのです。
水面に入ってしまえばその勢いである程度進行方向に進むかと思うのですが、最初はこの自然と進む力だけを利用して5メートル程行くように練習して欲しいのです。
飛び込みをしてから5メートル進めれば案外上出来であり、伸びの力によってこの距離を進む事は難しいかと思うのですが、出来るだけ自然の勢いで進むように練習して欲しいかと思います。
オリンピックの選手を見ていてもよくある光景なのですが、飛び込んだ後は体全体をしっかりと伸ばして伸びを利用して進んでいる事が分かるかと思います。
これを見よう見まねでも良いので、積極的に練習して欲しいのです。
壁蹴りキックスタート!
水泳のスポーツには4種類の泳ぎ方が存在して、その中の3種類には飛び込みを利用したスタートが一般的であると言ったのですが、背泳ぎに関してはこの飛び込みを使ってスタートする必要はありません。
背中を水面に接するようにして進んでいく背泳ぎだからこそ、そのスタートはプールの端に付いている取っ手を持って思いっきり壁蹴りをして進む事が出来るのです。
私自身飛び込みはとても苦手だったのですが、この壁蹴りスタートは得意だったので背泳ぎから始まるメドレーはとても自信がありました。
このように、飛び込みが苦手な人でもチャンスのある物が、背泳ぎで利用する壁蹴りスタートでもあるのです。
壁蹴りキックによって背泳ぎの種目はスタートするのですが、このスタートの仕方には思いっきりお腹を反らすようにして反動を付けれるようになる事が第一歩です。
スタートと同時に思いっきり壁を蹴り返すことによって自分の体も自然に反り返るような形になるかと思うのですが、その反り返りが多ければ多い程背泳ぎのスタートにはとてもスピーディになってくるのです。
だからこそ、まずは自分自身の体に注意しながら壁蹴りキックをするように練習していきましょう。
背泳ぎにしか存在しないスタート方法だからこそ、飛び込みスタートが苦手な人であってもチャンスのある技なのです。
飛び込みに対してあまり高い技術が求められないスタートの仕方だからこそ、しっかりと体の反り返りを意識しながら練習しておけば、すぐに上手くなっていく事でしょう。
イルカのような滑らかさで!
水泳というスポーツの中でも飛び込みを利用してスタートをする種目が3種類存在すると言ったのですが、背泳ぎに関しては唯一壁蹴りスタートを利用して泳ぎ始める事が出来ると言いました。
この事から、飛び込みが苦手な人でも練習すればチャンスの有るスタート方法であると説明したのですが、実際に上手くなっていくためにも次の事を意識しながら練習して欲しいかと思います。
私自身も水泳教室のコーチからよく言われていたことであり、壁蹴りキックにはこの事さえ身に付けておけば絶対に他の選手よりも良いスタートが切れること間違いありません。
そんな秘密兵器とも言える壁蹴りキックのコツとは、イルカのような滑らかなスタートで始まる事なのです。
どういうことかと疑問に思われる方は少なく無いかと思うのですが、具体的には壁を思いっきり蹴った跡にイルカのようなドルフィンキックで数メートルは進行して欲しいのです。
壁蹴りスタートをした直後は腕を使わずに一本の直線になった気分で、ドルフィンキックのみで進行する事で壁蹴りの勢いを利用する事が出来ます。
これが飛び込みと壁蹴りのスタートの違いであり、飛び込みとは全く必要な技術の違うスタートの方法であるとも言えます。
イルカのような滑らかなドルフィンキックを利用して進んでいく事で、背泳ぎのスタートダッシュは絶対に他の選手よりも差をつける事が出来ます。
飛込みとは全く違う壁蹴りだからこそ、自分なりの滑らかさを見つけてほしいのです。