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目次

最後のMCですること

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自分のライブの中でMCという機会は何回設けられるか、これを本気で考えた事があるバンドマンは多くいないかと思います。

お客さんにとっての警戒心を無くす事、これがMCの醍醐味であると言いましたが、MCが何度あるかによっても、自分のバンドのアピールの機会が大きく変わってくる訳なのです。

その為にMCの回数というものが重要になって、その中でもライブの最後のMCとは特に重要になってくるのです。

人気バンドになりたい方であれば、次のライブからでも実行していけるような簡単な事を意識するだけで、お客さんからしたそのバンドの印象とはかなり変わってくるのです。

最後のMCで必ずすること、それはライブ告知や自分のバンドの紹介なのです。

最後のMCまでにライブ中に2回のMCを済ましていたとすれば、それまででバンドにとっては、お客さんの警戒心をかなり薄れさせる事ができているかと思います。

要するに、お客さんからしてみればそのバンドに対して少し興味が出てきていると言う心境なのであります。

そんなお客さんの状態だからこそ、最後のMCでは自分のバンドの事を綿密にお客さんに伝えたり次のライブの日程を言う事で、お客さんの中での主語と述語がはっきりとするのです。

最初のMCでは警戒心を薄れさせる事で、述語の部分である楽しそうだったり興味がある、と言う感情が生まれ、最後のMCではその述語に対して主語の部分に当たるバンド名やバンドの状況がしっかりと結びつくわけなのです。

だからこそ最後のMCでは絶対に、ライブ告知とバンド紹介はしなければいけないのです。


出典:http://kansai-entertainment.com/

曲とMCの割合

MCの回数と最後のMCで言う内容、それを意識する事でMCの効果は発揮するというお話をしましたが、その事からライブにとって、MCの意味が何なのか分かってきます。

そしてライブを構成する曲とMCの関連性が少しずつ見えてくるのです。

曲とMCの割合、それがライブの良し悪しを左右していくくらい重要なキーワードになっていくのです。

ライブの中での曲の演奏とは、簡単に言えば自分達のアピールタイムであります。

お客さんの中で自分たちの曲を好んでくれる人はいるか、という問いかけでもあり、このアピールタイムがあってこそ他のバンドとの差が付けれるのです。

そしてライブの中でのMCとは、お客さんとの距離を近づけたり自分たちの紹介をしていく時間であります。

この2つの割合が上手く保たれているバンドこそが、人気バンドへの道に繋がっていくのです。

基本的には曲:MC=7:3で良いかと思います。

バンドの持ち時間が30分であれば、20分は曲の演奏で10分弱がMCというところがベストなのです。

この割合をしっかりと分割できずに適当にライブをしているようでは、きっと人気バンドにはなることができないでしょう。

曲とMCの割合をしっかりと考えていけるバンドこそが、お客さんの上手に惹きつけるコツでもあり、ライブに興味を持たせていく小技なのです。

まだ経験が浅いバンドであっても、この割合さえしっかり覚えていればきっといつかはお客さんを楽しませていく事が出来るのです。

ライブリハーサルの基礎

人気バンドにとって、リハーサルスタジオで練習してきた事やライブのセットリストやMCの作り方をお話してきましたが、やはり本番直前のリハーサルになると、今まで以上の緊張感を感じることかと思います。

ライブリハーサルでは、初心者の方であればきっと何も出来ずに終わってしまうケースがほとんどであるのです。

それくらい難しくて技術や経験が要るものなので、しっかりとライブリハーサルの基礎を理解しておかなければいけません。

通常のリハーサルスタジオで楽器を機材に繋いでいくのと同様で、まずは楽器それぞれを機材に繋いでセッティングしていく事から始まります。

基本的には普通のセッティングで良いのですが、ベースに関しては特殊な機材が設置されていることも多々あるので注意しなければいけません。

ベースの場合は、DIというダイレクトボックスが置かれている事が多く、普通にベースアンプにシールドを繋いでいたのでは音が出ないケースが良くあります。

仕組みを把握すればややこしくなってくるので、簡単に言えばこのDIにシールドをインプットすれば音自体は出す事が可能です。

私が初めてライブリハーサルを経験した時には、バンドメンバー自体がダイレクトボックスの使い方を知らなかったのでリハーサルの大半はセッティングをする時間で終わってしまいました。

ライブリハーサルの基礎は、あくまでも通常のセッティングからスタートしますが、時に例外もあるのでしっかりとライブ会場の機材を把握しておくことが良いでしょう。