Pocket

  [スポンサードリンク]

目次

パートインパート

吹奏楽におけるパーカッションについての説明をしていますが、その中でもパート練習がとても重要であるという事を説明しました。

実際にパート練習が必要なものは、ベードラ・スネアの太鼓系とマリンバやシロフォン等の鍵盤系には絶対に欠かせないと言いました。

  [スポンサードリンク]

このパート練習こそが、パーカッションのまとまりを左右すると言っても過言ではないくらい大切になってくるのですが、更に細かいパート練習に取り組む事もあるのです。

基本的に吹奏楽での練習の流れとは、個人練習→パート練習(パートインパート)→全体合奏という形で進められるのが主流なのです。

その中で登場したパートインパートという事についてお話を進めていきたいと思います。

パートインパートとは、文字の通りパート練習の中でも更に細かいパート練習です。

例えば、太鼓系や鍵盤系などの大きな楽器ではなく、タンバリンやマラカス・ウッドブロックと言った細かい楽器などの練習はパートインパートと呼ばれる練習法になります。

楽曲中で必要な楽器とは、細かいものを全て挙げると恐らく物凄い数になってくると思うのですが、それらの細かい楽器にもパート練習をしていれば一体化しやすくなるのです。

私が実際にやっていたパートインパートには、コンガとタンバリンという異様な組み合わせの練習がありました。

一見共通点の無い2つの楽器なのですが、たまたまその曲では同じフレーズを辿っていたのでパートインパートの練習がとても効果的であったのです。

このようにパートインパートとは、臨機応変に使い分ければとても内容の濃い練習法となるのです。

コンガ・ボンゴの噛み合い

吹奏楽におけるパーカッションのパート練習についてのお話を進めていますが、この中でも更に細かい練習をパートインパートと言う練習法があるという事を説明しました。

実際にそのパートインパートには、異様な楽器の組み合わせで練習をする事も少なくないと言ったのですが、パーカッションの中で一体化させていくには絶対に必要な練習法なのです。

このパートインパートをしていく中でも、最も使用頻度が多い楽器の組み合わせがあるのです。

その楽器とは、実はコンガとボンゴなのです。

この2つの楽器のパートインパートとは、おそらくどんな楽曲であっても練習を要するかと思います。

コンガとボンゴの役割とは、基本的にはリズムを刻みながら躍動感のあるフレーズにするために欠かせないものなのです。

だからこそ、この2つのリズム感をしっかりと合わせる事は絶対条件であり、更に2つの楽器が1つの音として聴こえるようになればより良いかと思います。

私が実際にコンガとボンゴのパートインパートの練習でしていた事とは、まずはコンガとボンゴの楽譜を見比べて互いにアクセント位置を付けていく事を試みたのです。

先ほども言ったように、コンガとボンゴの音が楽曲中では1つになるようにしていかなければいけないので、楽譜上に記載されていなくても自分たちでどこにアクセントを入れれば良いのかと考えていく事が大切なのです。

コンガとボンゴの噛み合いとは、まずは他のパート練習と同様でリズムを合わせる事、そしてそれらの音が1つに聴こえるように自分たちで楽譜をアレンジしていく事もまた大切な事でしょう。

全体パート練習

吹奏楽のパーカッションでは、パート練習が絶対に必要であるというお話を進めてきたのですが、その中でも各楽器の具体的な練習法についてを説明してきました。

実際にパート練習を進めていれば必要な事はたくさん出てくるのですが、ある程度まとまってくればパート全体でのパート練習も大切なのです。

このパート全体での合わせ練習とは、全体合奏のパーカッションの評価を決める最大の練習法につながってくるので、これも疎かにしてはいけないのです。

では、全体パート練習とはどのようにすれば良いのかという事についてお話を進めていきたいと思います。

基本的に通常のパート練習とは変わりないのですが、今回はパーカッション全楽器が加わっているのでしっかりと縦の線を意識していかなければいけません。

吹奏楽でよく使われる縦の線とは、音の鳴り始めをしっかりとあわすことであり、その音の始まりが合っていなければ一体感の無い楽曲に仕上がってしまうのです。

だからこそ、全体のパート練習では全楽器がしっかりと音の鳴り始めを揃えていくことが重要なのです。

きっとその事さえ意識して練習していれば、どんな楽曲でも対応していける力は身についてきます。

全体パート練習では、まず縦のラインを意識して音を合わせる事を心がけていきましょう。

実際の全体合奏では、パーカッションが縦をあわせていないと他の楽器にまで大きく影響してきます。

だからこそ、パート練習ではそのパートが一体化出来る様に取り組んでいく必要があるのです。