私が学生の時に衝撃ともにかなりの影響を受けた少女漫画があります。
種村有菜さんの「神風怪盗ジャンヌ」です。
無料で読む方法をご紹介しますので、是非読んでみてください。
目次
この漫画との出会いと衝撃
当時学生だった私はつまらない学校生活を送っていました。
そんな時に、りぼんで連載をスタートさせた神風怪盗ジャンヌと出会います。
まず、今までにない綺麗な絵とストーリーに衝撃を受け、あっという間に引き込まれました。
簡単なあらすじと読みどころ
ヒロインは高校生の日下部まろん。
彼女にはもう一つの顔があり、絵画に取り憑いた悪霊を追い払う(盗む)怪盗ジャンヌに変身して世直しをしています。
そんな彼女の前に怪盗シンドバッドと名乗る、こちらも普通の男子高校生の名古屋ちあきが変身した姿なんですが、ジャンヌに対抗してきます。
敵同士として悩みながらも、お互い惹かれていく恋愛要素もあり、登場人物がかかえる、それぞれの思いや苦しみをおりまぜた人間ドラマもありハラハラさせられる内容になっています。
オススメのポイントとキャラ
ジャンヌには天使のフィンという女の子と、シンドバッドにはアクセスという男の子がサポートでついてるんですが、その2人にも過去があり事情がありストーリーに絡んできます。
日下部まろんは両親が帰ってこない家で1人寂しく暮らしていたので、フィンという存在が唯一のよりどころとなっているのですが、のちに彼女に裏切られてしまいます。
その時のショックは読者全員にとって驚きの展開だったと思います。
けれど、それには事情があり、そんなフィンを救うためにアクセスは人間界にやってきているのですが、2つも3つも山場があり涙します。
好きなキャラクター
たくさんの登場人物がいるので選びきれないのですが、あえて1人あげるとするならば、日下部まろんの親友の都です。
彼女は警察の娘でいつもジャンヌを捕まえようと追っかけています。
変わり者で、まろんしか友達はいないのですが、とってもまろん思いなんです。
そしてなんといっても、実は彼女、まろんがジャンヌだと初めから知っていて、もしジャンヌがドジって捕まりそうなことがあればフォローしようと思いジャンヌを追っかけていたのです。
そんな友情にもホロリとさせられます。
この漫画の魅力
なんもいっても画風が綺麗なところです。
そして細かいところまで凝っているので引き込まれます。
そして毎回、表紙のカラーが綺麗なのとサブタイトルの他にあおり文句もあって、それが素敵だったり、
内容の伏線や表現方法など繊細かつ独特な言い回しなど、種村有菜さんにしか表現できないところがこの漫画の魅力だと思います。
総評
連載していた登場は、今までになかった画風や内容に誰もがハマりのめり込んだと思います。
そして少女漫画の変身者は、なかなか難しいと言われている中で、大ヒットした作品でした。
少女漫画なのに、ただの恋愛要素だけでなく人間ドラマがあり、友情や人としての強さや弱さなど色々なものが詰まった作品だと思います。
私は学生の時にジャンヌに出会い強く、そして優しい人間になりたいと思うようになりました。