Pocket

  [スポンサードリンク]

今回は私が学生時代にハマった漫画少年サンデーに掲載されていたメジャーについてお話しようと思います。

メジャーという漫画は、プロ野球選手を父に持つ吾郎君の野球を通じての成長が描かれている野球漫画です。

昔のドカベンなどのように主人公自身が成長していくので、小学生時代にはリトルリーグで、中学生時代には野球部の部活動、そして高校生では甲子園というように人生の場面場面で主人公吾郎が成長していきます。

当然、多くの仲間やライバルに支えられ、自分自身競ったり、鍛えたりして強くなっていきます。

major

このメジャーの中で、私が1番好きな場面が高校入学のためのセレクション編です。

海堂高校という、全国でも屈指の野球強豪校に入学するために吾郎は仲間の佐藤君と一緒にセレクションを、受けます。

セレクションは基礎体力(腕立てや、腹筋、持久走など)はもちろんですが、その方法が変わっていました。

例えば、持久走であれば何周や何キロといったゴールがわからずにただ試験官がよしというまで走るという過酷なものでした。

さらに、先頭の、人には抜かされるとその時点で失格となるため皆必死で走らざるをえませんでした。

そんな中、吾郎は強靭な体力を持っていたので、問題はありませんでしたが、この試験で多くの脱落者が出ていました。

さらに、その持久走のあとには弁当を3人前食べるという胃袋の試験までありました。

内臓の強さも才能だと言わんばかりのこの、試験も吾郎はなんなくクリアします。

そして、さらに試験は厳しくなります。

サッカーのペナルティエリアから軟式ボールを投げてそれを止めるというPKのようなことをして負けたほうが脱落というものでした。

この試験には佐藤君と、共にやってきた小森君との直接対決があり、佐藤君が心苦しくも勝つというものでした。

その際の吾郎の言葉が「負けていった奴のためにも俺たちは絶対に海堂に入ってやる。」

というような断固たる決意がここでも感じることができました。

こうした試験を乗り越えて見事、吾郎と佐藤君は、海堂高校への入学試験への権利を得たのですが、最後の試験が筆記試験がありました。

吾郎は今まで野球しかしてこなかったため、全く試験勉強はしておらずこのときばかりは諦めて自暴自棄になっていました。

そこで、海堂に入ることを諦めて勉強から逃げ出そうとしたその時の母の言葉が感動的でした。

「あんたにとっての野球ってそんな程度のものだったの。

たかが勉強が出来ないから逃げるのなんて1番カッコ悪いよ。」

この言葉に触発され苦手な筆記試験もなんとかとおり、海堂高校でのまた厳しい野球の生活が始まるというものでした。

この他にも数えたらきりがないくらい、とても楽しくワクワクするような漫画です。是非一度読んでみてはどうでしょうか?