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グッド・ナイト・ワールド★今読むべき漫画

現実の世界とネットゲームの世界、そこで生きる人々の物語です。

ストーリーの中心となるネットゲームをはじめとした、インターネットありきの世の中になっている今だからこそ、とても身近に感じられると思います。

とにかく面白い!

絵は拙いのですが、迫力があります。

たまにゾクッと鳥肌が立つほど、不気味なモノを描くセンスがこの作者にはあると思います。

あくまでも個人的にですが、こんなに面白い漫画は久しぶりに読みました。

グッド・ナイト・ワールド★現実の家族と架空の家族

主人公は太一郎という引きこもりのニート。

ネットゲームではイチと名乗っています。

何日も食事を摂らず、ネットゲーム【プラネット】の世界に入り浸っています。

彼の家族は父親と弟、そして一応?母親が居ます。

家族仲は最悪。

絵に描いたような、崩壊した家庭です。

弟は太一郎のことをどうしようもない引きこもりだと非難するし、父親はせっかく電球を換えてくれようとした太一郎に対し、「父親に向かってジジイとはなんだ」と怒鳴りつけます。

これに関しては確かに父親に対してジジイと言った太一郎も悪いのですが、素直じゃない彼にとっての精一杯の親孝行なのになぁと、読んでいて悲しくなりました…

そしてネットゲーム、プラネットの世界で家族と呼ばれるのが、赤羽一家。

太一郎の操作するキャラクターであるイチ、その他には士郎、あああああ(通称【アー】)、メイ。

この四人で赤羽一家と呼ばれています。

赤羽一家は他のユーザーたちからはネトゲ廃人扱いされていますが、本人たちはとても仲が良く、お互いを大事に思っています。

特に太一郎は現実の家族仲が最悪な分、赤羽一家への思いが強いです。

けれど実はこの赤羽一家、イチ以外のキャラクターたちは皆、太一郎の現実の家族。

父親、弟、母親が操作しています。

お互いの正体を知らない家族が、ネットゲームの中で家族ごっこをしている…
なんだか不思議で、悲しい話です。

グッド・ナイト・ワールド★人間と人工知能

プラネットの世界に【黒い鳥】という最終標的が現れるようになり、3億もの賞金欲しさにユーザーたちは黒い鳥を探し求めるのですが…

実は黒い鳥はAI、人工知能の暴走によって作り出されたもの。

この黒い鳥という名前、そして出現した場には黒い羽根が落ちていることから、カラスのようなモンスターかな?とはじめは思っていたのですが…

実際はなんとも不気味な姿かたちをしています。

この不気味さがまた秀逸で、この漫画のクセになるところだったりします。

プラネットの世界に生きるAIは、自分のことを他のユーザーたちと同じように、現実の世界から来ていると思っています。

他のユーザーたちと接することで感情を学び、また新たな感情が芽生え…そして暴走に繋がるのです。

昨今、こちらの現実世界でもよく聞く話なだけに、たかが漫画と侮っていられない!

グッド・ナイト・ワールド★先の展開が気になる!

一話、二話と読み進めていくうちにどんどん面白くなってきて、続きが気になって仕方ない漫画は、最近では少なくなってきている気がします。

このグッド・ナイト・ワールドは間違いなく、その数少ない、続きが気になって仕方ない漫画のひとつです。

テンポよくストーリーが進み、驚くような展開が次々と繰り広げられていくので、読んでいて脳が休まる暇がありません。

作者の岡部閏さんは1991年生まれということで、まだまだ若い!

グッド・ナイト・ワールドはもちろん、作者自身のこれからもとても楽しみです!