Pocket

  [スポンサードリンク]

私のおすすめ漫画は、君と僕。です。君と僕。は繊細さが好きな人におすすめ!

君と僕。は、現在ジーファンタジーで連載されています。

私がこの漫画と出会ったのは中学生の頃で、線の細くて儚い雰囲気の表紙だと感じて、直感で買ったものでした。

穂稀高校という舞台で、祐希、悠太、要、春、千鶴の5人の仲良し5人組で幼馴染の彼らのゆるい学生生活を描いた作品です。

アニメ化もされていて、そこから知った人もいるのではないかと思います。

まず、絵のタッチがとても繊細。

線が多くなくてシンプルなタッチがとても繊細で魅力的だと思います。

そのためページの白さが目立ちますが、そこがいいと、私は思います。

決して派手ではない彼らと彼らの生活。

でもしっかり青春している。

5人それぞれ恋模様も描かれていて、5人それぞれの思春期ならではの心の動きや悩める姿がとても素敵に表現されているところが、この作品の魅力の一つです。

恋だけではなく、一つ一つの心理描写と絵のバランスがとてもきれいでなぜか泣きそうになってしまうような気持にさせられます。

カラーイラストは、水彩で描かれています。

淡い色合いがとても綺麗です。

私個人としては、祐希が食堂のお姉さんに恋をするところが大好きです。

祐希は悠太と双子で、弟にあたる人です。

容姿端麗でモテるけれど、漫画などが大好きなオタクな一面を持っており、マイペースすぎるため人との関わりが薄い彼が、恋をするところがとても読んでいてキュンキュンしました。

社交的な方ではなく、特定の人々と仲良くなり大人しめ。

人にあまり興味が無いのかもしれません。

そんな彼が唯一惹かれる食堂のお姉さん、この人は元美容師で、食堂で働いた後、また美容師に戻っていきました。

そこで二人は疎遠になってしまうのかと思ったら、(何年も後にでたコミックス新刊、作中の時間はさほど経っていないけれど)いつかの食堂で再会し、祐希が髪を切ってくださいと約束を取り付け、告白します。

その一連のストーリー、マイペースな祐希の皆の知らない違った一面、思春期男子の恋する顔、言動、告白までの甘酸っぱい空気感にたまらなく惹かれます。

作者の堀田きいち先生はどこまでも繊細で美しい世界を紡いでいらして、憧れます。

できることなら私も、彼らのようなゆるくて楽しくてほろ甘くほろ苦い、その時しか味わえない青春の味をかみしめながら高校時代を過ごしたかったものです。

アニメは、5年ほど前に放送されていました。

今でこそ売れっ子の声優アーティストの蒼井翔太さんが劇中歌を担当されていて、蒼井さんの天使の歌声と君と僕。の繊細さとマッチしていました。

役者さんも今も大活躍している方々が多く出演されています。

内山昂輝さん、木村良平さん、小野友樹さん、はこの作品から知って今も大好きな役者さんです。

木村さんが祐希、内山さんが悠太役ですが、とてもそっくりなのにちゃんと二人違った彼を表現されています。

というわけで、私のおすすめ漫画は君と僕。でした!