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玄米の美味しい炊き方って知ってる?どんな健康効果があるの?
最近は健康志向の人が増えてきているので、毎日の食事でも少しでも体に良いものを選ぼうと考えている人が多いですよね。
中でも毎日の主食となっている白米の代わりに、玄米にしたという人も少なくないでしょう。
でも、玄米はパサパサするから苦手という方も多いですよね。
そこで今回は玄米の美味しい炊き方や健康効果などについてご紹介しましょう。
玄米の美味しい炊き方は?
玄米も白米と同じように炊いていたらパサパサしたり硬かったりして美味しくないと感じてしまいます。
玄米には玄米にあった炊き方がありますので、しっかり学んで美味しい玄米を頂きましょう。
先ずは研ぎ方から。
白米と違って玄米の場合は研ぐというより表面についているほこりやごみを洗い流すといった感じです。
2回ほど水を取り替えて洗い流せばOKです。
この時に籾殻などが浮いてきたら取り除く様にしましょう。
玄米を簡単に美味しく炊くには炊飯器がオススメです。
最近の炊飯器には玄米モードというのがついているものも多いのでそれを利用しましょう。
玄米モードがある炊飯器の場合には、浸水しないでそのまま炊いても中は柔らかく炊き上がりますが、表面に硬さが残ってしまいます。
そこで、美味しく炊くにはやっぱり浸水が欠かせません。
浸水は夏場で2時間以上、冬場では6時間以上を目安にしましょう。
この浸水をさせるときに塩を一つまみ、または塩麹を入れるとうま味を引き出して美味しく炊き上がります。
玄米の健康効果は?
健康の為に玄米を食べよう!!というけれど、玄米にはどんな健康効果があるのでしょうか?
玄米は籾から籾殻だけを取り除いたもの。
だから精白米と違って、胚芽やぬかの層がついていることが健康効果がある理由です。
玄米に含まれる栄養成分は、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミンB1、B2、C、E、ニコチン酸、パントテン酸、リン、食物繊維、各種ミネラルや酵素が豊富に含まれています。
ですから健康効果もいろいろあるわけです。
ひとつは女性にうれしい便秘解消効果。
玄米には白米の約3倍もの繊維質を含んでいます。
繊維質は胃で消化されないまま腸に達して水分を吸収して便の量を増やす働きがあります。
二つ目は、老化防止効果。
玄米の胚芽部分には白米にはないビタミンEが含まれています。
さらにぬかになる部分にリノール酸が含まれていて、血行をよくして動脈硬化を防ぐ働きがあります。
弱った性腺機能を高める働きもあるので、若さを保つ効果があると言われています。
他に脚気予防、スタミナ増強効果といった効果も見られるので、健康食といわれるのがわかりますね。