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アレルギー性結膜炎とは?どんな症状があるの?うつるの?
目の病気もいろいろありますが、最近はコンタクトレンズを装用している人も多く、きちんと正しいケアをしないことで眼病にかかってしまうこともあるようです。
皆さんも聴いたことがあるのはアレルギー性結膜炎という目の病気。
自分が患ったことがあるという人も少なくないでしょう。
そこで今回は、アレルギー性結膜炎について、その症状などをご紹介しましょう。
アレルギー性結膜炎とは?
アレルギー性結膜炎は、目の表面に花粉などのアレルギー物質が付着して、結膜に炎症を起こす目の病気です。
花粉など特定の季節のみに症状が現れるものを季節性アレルギー性結膜炎といい、一年中症状がみられるものは通年性アレルギー性結膜炎といわれています。
アレルギー性結膜炎の症状は?
アレルギー性結膜炎のもっとも多い症状は痒みです。
目がかゆいと感じる場合もありますし、まぶたや瞼の縁がかゆいという場合もあります。
この目のかゆみはアレルギー反応なので、適切な治療をすることでかゆみをやわらげられます。
そして次に多い症状としては、ゴロゴロとした異物感があるということです。
アレルギー反応で瞼の裏側の結膜に粒粒としたできものができることもあります。
さらに涙が流れるといった症状も見られることがあります。
このような症状は、程度の差はありますが、両目に生じることが多いようです。
アレルギー性結膜炎ってうつるの?治療法は?
では、このアレルギー性結膜炎は人にうつるのでしょうか?
ウイルス性の結膜炎の場合には、ウイルスですから同じタオルを使ったなどで移してしまうこともありますが、アレルギー性結膜炎はその人のアレルギー反応ですから誰かに移るということはありません。
治療法としては、先ずはかゆみを取るためにヒスタミンという痒みの元となる成分にアレルギー点眼薬を使って治療します。
さらにひどい痒みなどの症状がある場合には、ステロイド点眼薬をつかったりもしますが、ステロイド薬は緑内障や白内障を誘発するという
副作用もあるためあまり使用はすすめられません。
とくにコンタクトを装用しているかたは、レンズの汚れが原因でアレルギー反応を起こすこともありますから、いつもきちんとケアした清潔なレンズを装用するようにしましょう。
人にうつす心配はないアレルギー性結膜炎ですが、痒みなどにはきちんと専門医に相談して薬を処方してもらった方が良いですね。