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紅葉狩りとは?時期はいつ頃?その由来は?
紅葉狩りという言葉はご存知の方が多いと思いますが、
聞いたことはあるけれど、その名前の由来は
詳しく知らないという方もいるかもしれませんね。
どうして何も狩りをしているわけでもないのに
紅葉狩りという名前になったのでしょう。
そこで今回は紅葉狩りについて、詳しくご紹介しましょう。
紅葉狩りとは?
紅葉狩りという言葉の「狩り」は、
獣を捕まえるという意味でつかわれますね。
そこから野鳥や小動物を捕まえるという意味へと大きく広がりました。
さらに果物などを採取する際にも
狩りという言葉が使われるようになりました。
そこから、狩りは草花を眺めたりする意味にも使われるようになり、
紅葉を鑑賞することを紅葉狩りというようになったと言われています。
語源の由来はさておき、紅葉観賞というよりは
紅葉狩りといった方が趣があって素敵だと個人的に思います。
紅葉狩りの時期はいつごろ?
では紅葉狩りはいつ頃がベストなのでしょうか?
これはとても難しい問題です。
なぜならどの地域に紅葉狩りに行くかによって見ごろには差があるからです。
紅葉は、秋の気温と深く関係しています。
気温が低いと紅葉の時期は早くなり、気温が高いと遅くなります。
最近はニュース番組の天気予報でも紅葉の見ごろを紹介したりしていますね。
色づきの良さは、夏の葉の育ちや傷み具合、
秋の気温や日照時間に影響されると言われています。
夏の日照不足は色づきを悪くして、
秋の移動性高気圧によって朝が冷え込む場合や
昼間の晴天などは葉の色づきをよくしてくれます。
ですから、夏の間に台風が接近したり上陸したりすると
葉がダメージを受けて色づきがわるくなってしまうのです。
今年は台風が例年より早くたくさん日本付近に発生していますね。
この台風がどのように紅葉に影響するか少し心配ですね。
とはいえ、紅葉狩りのシーズンは寒い地方で10月下旬ごろからスタートします。
紅葉狩りの名所は?
紅葉狩りはさまざまなところでできますね。
全国各地で紅葉狩りの名所がたくさんありますので、
各地域の名所をすこしだけご紹介しましょう。
関東地方の名所は、埼玉県の長瀞や千葉県の養老渓谷、
東京都の高尾山、神奈川県の箱根などが有名です。
関西地方の名所は、滋賀県の永源寺、
京都府の比叡山、東山、嵐山などがあります。
九州地方では、大分県の国東や宮崎県の高千穂峡が有名です。
紅葉狩りは意外と自分が住んでいる地域でもできるところは多いですよね。
いつもとはちがう景色を見に、足を伸ばしてもいいですし、
見慣れた景色がガラッと変わるのを鑑賞するのもいいですよね。