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目次

長引く食欲不振は危険なシグナル

暑い季節や疲れている時、精神的なダメージを受けた時など、食欲がなくなることがありますね。

これらの食欲不振、食欲低下は誰もが経験する一時的なものなので、深刻な問題はありません。

問題なのは、食欲不振や食欲低下が数日以上にわたって続くことです。

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食欲不振の原因

食欲不振が一時的なものではなく長期に及ぶ場合は、食道や胃、腸、腎臓や肝臓、膵臓などの消化器の疾患、
糖尿病や感染症、悪性腫瘍など、深刻な病気が原因であることも考えられるので、すぐに医療機関を受診しましょう。

さらには、精神的な悩みや心配事、統合失調症やうつ病、摂食障害などの心理的な疾患が食欲不振を引き起こすこともあります。

子供の食欲不振

子供は病気や体調不良の時に食欲不振になりやすいですが、心理的な要素が原因で食欲不振を起こすことがあります。

子供の食欲不振の主な原因は以下の様なことが挙げられます。

・病気

・疲労

・ビタミンB1不足

・ビタミンA、ビタミンDの過剰摂取

・不規則な食事

・おやつの食べ過ぎ

・食卓の雰囲気が悪い

・食事が不味い

・甘すぎる・辛すぎる

・緊張している

・興奮している

・環境や親に対する不満

これらの要素が子供の食欲を低下させる原因ですが、もちろん、原因はこれだけではありません。

色々な要素や取り巻く環境が複雑に絡まりあって食欲不振を起こすことがあります。

子供が食欲不振を訴えたら、無理に食事を与えないようにしましょう。

食べないからといって親が感情的になったり、叱りつけてはいけません。

食欲がない時にはさりげなく食事を片付けて、子供が空腹になるまで待ちます。

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高齢者の食欲不振

加齢とともに食欲も低下します。

高齢になると、物を噛む力や飲み込む力が低下し、唾液の分泌も減り、味覚や消化器官の動きも低下するために食欲不振となることが多いです。

もちろん高齢者が食欲不振になるのは、これだけが理由ではありません。

老いていく絶望感、家族から突き放される疎外感、思うようにならない自分自身のはがゆさなどが食事をする楽しみを失わせてしまいます。

高齢者の食欲不振の本当の原因は、絶望的な孤独感も原因のひとつであることを覚えておきましょう。 

食欲不振の対策と食事の工夫

食欲不振の時には、無理に食べずに食欲が出るまで体を休めるのが理想ですが、エネルギーの元となる栄養分は出来るだけ摂取する必要があります。

食欲不振は疲労も原因のひとつ。

この疲労対策である糖質、エネルギー源としてのたんぱく質、ビタミン、ミネラル、鉄分などを意識して食事を工夫することで、食欲不振を改善することが出来ます。