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舌苔の原因について。舌苔ってなに?原因はストレス?つきやすい人の特徴は?
舌苔という言葉を聞いたことがありますか?
自分の舌を見てみると、白っぽくなっていることがあります。
これが舌苔です。
そもそも舌苔とはなんなのか、どうしてついてしまうのか。
今回は、舌苔について気になることをご紹介いたします。
舌苔ってなに?
舌苔は、舌に付着している白い苔上のもので、舌の上皮が伸びたところに細菌や食べかす、粘膜のカスが付着している状態です。
この舌苔は唾液の分泌腺の機能状態や分泌量、分泌液の状態、口腔内常在菌や体調などさまざまな影響を受けます。
健康な状態では、舌苔は少なく薄いですが、適度な量の舌苔は水分の保持や健全な最近の層を築くこと、細胞や味蕾を保護する為に必要なものです。
舌苔の原因はなに?
舌苔に異常が発生する原因にはさまざま考えられます。
唾液量分泌不足によって口の中が乾いていること。
風邪や睡眠不足などによる免疫力の低下。
口呼吸。
不十分な歯磨きによる食べ残し。
喫煙。
加齢。
緊張やストレス。
熱性疾患、糖尿病、シューグレン症候群、自立神経失調症、十二指腸潰瘍といった全身的疾患。
薬の副作用。
このような原因が考えられます。
とくに現代人はストレスが多いと言われています。
ストレスをためると胃の機能が低下したり、唾液の分泌が正常に行われなくなります。
ですかあ口の中に細菌が繁殖しやすい状況が起こってしまいます。
舌苔に成らないように、ストレスをためないことが大切ですが、できるだけ水分を多く摂ったり適度な運動で代謝を上げることなど対策しましょう。
また十分な睡眠と、ビタミンや栄養のバランスの良い食事をとることなど普段から心がけることが大切です。
舌苔が付きやすい人は?
舌苔が付きやすい人の特長ですが、胃腸の調子が悪い人や唾液が少ない人です。
ダイエットを続けて、食生活が乱れてしまって栄養やビタミン不足で胃腸の調子が悪くなっていると舌苔が付きやすくなります。
また、口の中が乾いていて唾液が少なくなると格段につきやすくなり性質もあります。
ヒトより唾液の量が少ない人、口呼吸で口の中が乾いている人は舌苔が多くなりますから、注意しましょう。
舌苔は、誰でもあるものですが、状態によっては異常な量になることもあります。
毎朝の歯磨きの際に自分の舌苔の状態を見てみると、体の調子もわかりますから、毎日チェックしてみましょう。
そして、何か異変に気づいたら早めに病院を受診しましょう。