Pocket

  [スポンサードリンク]

目次

おたふく風邪の予防接種について。ワクチンは?副作用は?

おたふく風邪といえば、皆さんがご存知でしょう。

子どものころにおたふく風邪にかかる人は多く、一度感染してしまえばもう一度感染することはないとされています。

けれども、子供のころにおたふく風邪にかからずに大人になってからおたふく風邪にかかると重症化するともいわれています。

そこでおたふく風邪の予防接種をしておきたいものです。

今回は、おたふく風邪の予防接種についてご紹介いたします。

  [スポンサードリンク]

おたふく風邪の予防接種とは?

おたふく風邪のワクチンは、ムンプスワクチンといいます。

ウィルスの毒性を弱めた生ワクチンで、ニワトリの細胞を使って作られています。

摂取量は0.5mlを1回、皮下に注射します。

このおたふく風邪のワクチンは1歳を過ぎたら接種可能です。

日本では1回接種になっているので、1歳を過ぎて集団生活をする前に予防接種をすると良いといわれています。

おたふく風邪は、4~5歳でかかっている子供がいちばん多く、ついで2~3歳、6~7歳の順となっています。

ですが稀に、予防接種のワクチンでもおたふく風邪の免疫がつかない場合もあります。

おたふく風邪の予防接種は4週間の期間を空ければ2回目を受けることもできますが、これまでは予防接種は1回しか受けないという人がほとんどでしたし、2回受ければ確実にかからないというわけでもありませんので、無理に2回も受ける必要はありません。

013574-02-1

おたふく風邪ワクチンの副作用は?

予防接種といえば、一番気になるのは副作用だと思います。

おたふく風邪のワクチンは副作用が比較的少ないといわれています。

アレルギー反応としては重篤なアナフィラキシーがありますが、適切に治療すれば問題はないということです。

このおたふく風邪ワクチンは、ウィルスの毒性を弱くしているものですが、毒性がゼロというわけではありませんから、1200人に1人の割合で無菌性髄膜炎を起こす可能性があるといいます。

もっとも、自然におたふく風邪にかかると無菌性髄膜炎にかかる割合は10~20人に1人ですので、ワクチンで無菌性髄膜炎になる割合は少ないです。

またワクチンによる難聴のおそれもありますが非常にまれで数十万人に1人程度だそうです。

発熱や耳下腺の腫れが軽くみられることはあるようです。

おたふく風邪予防接種費用は?

おたふく風邪のワクチンは任意接種になりますので実費を支払うことになります。

費用は病院によって違いますが、平均で5000円~7000円となっています。

現在は自治体によって公費助成金がでるところもあり、半額負担などになっている場合もありますので、お住まいの自治体に確認してから接種しましょう。

おたふく風邪は、幼稚園や保育園などで移ることが多く、とくに仕事をしているお母さんは保育園をしばらく休ませなくてはいけないので、大変なことになったりします。

ですから、集団生活に入る前に予防接種を受けさせておきましょう。