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ひな祭りの由来を理解して子供にきちんと伝えよう!
ひな祭りの由来について、みなさんご存じですか?
きちんと理解していない大人は大勢いますよね。
自分がきちんと理解していないと、
ひな祭りの由来を子供に伝えるのは結構難しいです。
子供に分かり易く説明してあげたいですよね!
そこで今回はひな祭りの由来や、
ひな人形の意味についてご紹介したいと思います。
ひな祭りの由来とは?
ひな祭りの由来には、諸説あります。
まず1つ目は、「人形(ひとがた)」です。
昔から日本では、人形(紙でつくった人形)を
川に流す風習がありました。
自分の代わりに人形に穢れを乗せて、
水に流して厄を払う意味がありました。
これを「流し雛」と呼んでいました。
2つ目は、「雛あそび」です。
平安時代の貴族の子供の人形遊びからきています。
「雛(ひいな)」には小さくて可愛い物という意味があり、
ひな祭りの語源の由来となっています。
この2つの由来が結びついてひな人形が誕生し、
当初の由来であった自分の穢れを流すという行事から、
女の子の成長を願う行事へと変化していくのです。
時代とともに人形が立派になり、
さらに流すものから飾るものへと変わっていきました。
ひな人形を飾るようになったのは、
江戸時代からと言われています。
ひな祭りをもっと楽しむために押さえておきたい
基礎知識&ポイントはこちらにまとめています。
ひな祭りの由来は中国?
ひな祭りの由来は中国が発祥という説もあります。
漢の時代、ある夫婦のもとに3人の女の子が生まれました。
しかし3日の間に、3人とも亡くなってしまいました。
夫婦の悲しむ様子を見た村人たちが集まり、
女の子たちの亡骸を水葬したのです。
このような悲しい出来事が、
ひな祭りの由来とも言われています。
ひな祭りのひな人形の由来は?
ひな祭りにひな人形を飾るのには、
2つの意味が込められています。
1つ目は文字通り「人形」という意味です。
人形は昔から子供の遊び道具でした。
そのようなイメージから、
ひな祭りの為に人形が作られるようになったようです。
2つ目は子供の守り神という意味が込められています。
ひな祭りの由来でもある「人形(ひとがた)」に
子供の身代わりになってもらい、
あらゆる災難から守ってくれよう願う事から由来しています。
ひな祭りに飾るアイテムの意味は?
ひな人形と一緒に飾られるアイテムにも、
きちんとした理由があります。
桃の花は厄を、白酒は邪気を祓ってくれます。
菱餅は人の心臓を表しており、
子供の健康を願う気持ちが込められています。
よもぎの匂いが邪気を祓うと言われている事から、
よもぎの餅が飾られています。
ひな祭りはただ美味しい食べ物を食べて、
女の子とお祝いする日ではないのです。
子供にひな祭りの由来を聞かれたら、
親としてしっか伝えてあげないといけませんね!
ひな飾りのアイテムにもきちんと意味が込められているので、
一緒に飾りながら説明してあげましょう!