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MFコミックスで山岸涼子さんの作品『舞姫 テレプシコーラ』という作品をしっていますか?

バレエ漫画なのですが、お母さんがバレエの先生で、その娘の中1の千花(ちか)ちゃん、小6六花(ゆき)ちゃんが主人公になります。

千花ちゃんは勉強も出来て、バレエも誰よりも愛し、努力する分、実力もあってコンクールでも賞を取るような優等生です。

六花ちゃんは、全てにおっちょこちょいで千花ちゃんに憧れながらバレエを習っている普通の女の子です。

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六花ちゃんの小学校に転校してきた空美ちゃんは姿格好が男の子みたいでイジメられるようになるんですけど、ふとした足さばきで六花ちゃんは空美ちゃんがバレエをやってると確信するんです。

しかも実力者だと分かり…

そこから千花ちゃんが空美ちゃんに嫉妬したり、コンクールで空美ちゃんの波乱があったり、空美ちゃんのバレエの先生がとんでもない人だったり、空美ちゃんが消えたり、千花ちゃんがバレエ公演で主役に選ばれたり、、、

かなり波乱が起きていくのですが、千花ちゃんがバレエの公演中に膝を怪我してしまうんです。

リハビリの期間、バレエはお休みということで、かなりストレスを溜めてしまうのにプラスして学校でもイジメを受けたり…

そしてバレエが出来たと思ったらまた膝を繰り返し怪我し、今度は再起不能になってしまうんです。

バレエが命の千花ちゃんはそれに耐えることができませんでした。

ここで、衝撃の展開が待っています。

六花ちゃんは千花ちゃんの分までバレエを頑張るようになり、コンクールでも好成績を残したり、コリオグラファーという振付家の才能も見出されていました。

六花ちゃんの理想は千花ちゃん。

その思いで六花ちゃんはどんどん気持ちも強くなっていき、とある海外の大きなコンクールに出ることになり、そこで出会ったのがローラ・チャン。

どことなく似ているその雰囲気は空美ちゃん?中国人なのに、日本語が分かる…!

とにかくどんどん謎かけのように気になることが出てきて、バレエファンではなくても楽しめる漫画です。

絵も体のラインなどが漫画らしくはなく、とても本格的な絵になっていて、子どもよりも大人向けだと思います。

かなり衝撃の多い漫画なので、次が気になってしょうがないところが魅力だと思います。

私もどんどん引き込まれていって最後まで買ってしまいました。

騙されたと思って読んで見たら友達も涙、涙。

実は謎のまま終わっているところがあって、テレプシコーラファンの人たちは気になって気になってしょうがない部分があります。

そんな終わり方もこの漫画の魅力かもしれません。

ただの少女達が出てくる漫画…という簡単な表現では終わらせない、奥深くて考えさせられる作品だと思います。

千花ちゃん、六花ちゃん、そして空美ちゃんだけでなく、他にもたくさんの波乱があるドキドキが止まらない漫画、続編などがあればいいなと思うくらい引き込まれます。

これを書いていたらまた読み直したくなりました。

ぜひ読んでみてくださいね。