東京喰種という、少年漫画をおすすめします。
目次
東京喰種のおおまかなあらすじ
金木研という平凡でおとなしい、孤独な少年がある日”喰種(グール)”という化け物に変えられてしまい、人間での生活との変化に苦しみながらも自分の居場所、存在意義を見つけていこうと奮闘するお話です。
東京喰種の喰種とは
喰種とは、人間の容姿をし同じ言語を話し、ごく普通に人間と同じように日常を送っているけれど、人間しか食べることのできない怪物のことです。
東京喰種の個性豊かなキャラクター
物語の中では様々な個性を持ったキャラクターが登場します。
人間を食べることしかできない喰種の中でも、人間に寄り添おうと努力する者や人間を食べ物としてしか見ることのできない者、人間を食べることを躊躇する者もいれば、人間と喰種の違いに戸惑う者もいます。
そして人間の中でも、ただ愛する人を守りたいという正義感の強い者、喰種を排除することを楽しむ者もいて喰種を理解しようと努力する者もいます。
様々なキャラクターが魅力的に描かれているので、とても楽しめます。
東京喰種のストーリー
金木研は読書の好きな少年で、「あんていく」というカフェでいつも通り読書をしていると美しい女性リゼに一目ぼれします。
読書の趣味が合い仲良くなるけれど、実はリゼは喰種であり金木のことを捕食対象としか見ていませんでした。
工事現場の近くの暗い路地裏に連れていかれ、リゼが金木を食べようと襲い掛かります。
しかし、攻撃されつつも逃げ回り、大けがを負いもう死んでしまうと諦めたその時、落ちてきた鉄パイプなどの下敷きになりリゼは事故死します。
救急車に搬送され、一刻を争っていた病院側はリゼの臓器を金木に移植しました。
これがこの金木の悲劇の始まりです。
喰種の臓器を移植されたからか、今までと同じ人間の食事が摂れず絶望していると、「あんていく」というカフェは喰種が営んでいることを知ります。
そこで出会った喰種たちに助けられながら金木は自分が人間なのか喰種なのかを問いながら逞しく生きていきます。
しかし、元人間が喰種になったからこそ出会う困難に立ち向かっている中、金木はなぜ喰種になってしまたのか、喰種になってしまったのは偶然でないことを知ります。
東京喰種の見どころ
私にとって、この漫画が面白くなるところは後半です。
前半では喰種になってしまった自分を恐れ、人間でありたいと願いながら日々を過ごしていく金木の葛藤が描かれいます。
しかし後半になると自分が喰種であることを自覚し、喰種の力を使って愛する人、喰種を守ろうと奮闘する金木が描かれています。
元人間の金木が、必死に喰種として生きる姿、その悲劇に取り込まれます。
そして、人間を食べる喰種のお話ではありますが、命とは、についても考えさせられます。
東京喰種の私の好きなシーン
私の好きなシーンは、まだ心も体も弱い金木がとある組織に誘拐され拷問を受けるも、それを機に心も体も強くなるシーンです。
この拷問をする喰種こそ、この物語のキーパーソンであると私は思います。
金木に大きな良くも悪くも影響を及ぼす喰種です。
東京喰種の魅力
今まで、人間を食べる漫画は数多く存在しています。
しかし、東京喰種とほかの漫画の違いは数多くあります。
そのうちの一つが、登場人物どうしの関係です。
先ほども記述した通、個性豊かな登場人物がいます。
仲間であるはずの者同士でも衝突やすれ違い、裏切り等も見られ、最後まで飽きることなく読めます。
また、喰種同士または喰種対人間の戦闘シーンも工夫が施され、ただグロイだけでないかっこよさもあります。
その他様々な違いが見られますので、ぜひ読んでみてください。