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目次

多汗症の症状や原因、治療法は?

暑い季節になると汗をたくさんかくという方は多いですが、夏でなくてもワキや手、足などに汗をかいて困っているという方も意外と少なくないと思います。

そんな方は、もしかしたら多汗症かもしれませんね。

多汗症という症状は耳にすることは多いけれど、その症状や原因、治療法などくわしいことは知らないという方にもわかりやすくご説明しましょう。

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多汗症はどんな病気?

多汗症とは、特に暑いわけでもないのに大量の汗をかくことを言います。

生理的に必要な量以上に大量の汗をかく病気です。

多汗症には全身にひろがって汗をかく全身性多汗症と身体の一部で発汗が増えてしまう限局性多汗症があります。

限局性多汗症の症状としては、脇の下や手のひら、足の裏に発生することが多いです。

これらの部位は精神性発汗部位であって、精神的な緊張などによって発汗します。

手や脇から汗が滴るほどの量の汗をかく人もいます。

全身性多汗症では感染症、内分泌、代謝性疾患、膠原病、悪性腫瘍、中枢神経疾患などが原因である場合もあります。

多汗症の診断と治療法は?

では多汗症はどのように診断して治療されるのでしょうか?

汗の量が多い場合には、目で見て触れてみるだけで多汗であるかどうかを診断することができます。

治療効果を判断するときには、汗を吸い取ると変色するヨード紙や発汗記録計をつかって汗の量を測定することが出来ます。

多汗症の治療は、外用薬を利用したり、ボツリヌス毒素皮内注射治療、交換神経遮断治療などがあります。

多汗症を自分で改善する方法は?

多汗症の改善方法といえば、水分を控えるとか制汗剤やデオドラントスプレーなど使用する、手術や注射で治療する方法があります。

けれども、これでは納得のいく改善が出来なかったという方も少なくありません。

普段の食事を見直すことも多汗症の改善につながると言います。

例えば、多汗症の方は辛い物や酸味の強い物、たばこ、コーヒーは控えた方がよいです。

そして大豆イソフラボンを摂るようにすると良いでしょう。

イソフラボンに含まれる植物性エストロゲンが自律神経系を整える役割をしてくれるといいますから、豆腐や納豆などを普段の食事で積極的に摂るようにしましょう。

多汗症は、自分が不快な思いをするだけでなく、生活に支障をきたしたり、周りの人にも不快な思いをさせてしまうかもしれない症状ですから、どうしても気になる症状がある場合には、早く専門医に相談すると良いでしょう。