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七夕飾りの紙衣の作り方を教えて。
子供でも作れる簡単な作り方は?
7月7日の七夕まつり。
家庭でも笹の葉に七夕飾りを作って飾り付けて
短冊に御願い事を書いたりして
楽しむという方も少なくないでしょう。
そんな七夕飾りはいろいろありますが、
今回はその中で紙衣の作り方を
ご紹介しようと思います。
七夕飾りの紙衣の意味は?
七夕飾りにはいろいろありますが、
それぞれに意味があることをご存知でしょうか?
それでは、紙衣にはどのような意味があるのでしょうか?
紙衣は、七夕飾りの一番上に飾る和紙で作った着物を言います。
病気や災いの身代わりをしてくれたり、
女性の裁縫の上達を祈るという願いがあります。
七夕飾りの紙衣を作ろう
それでは、紙衣を折り紙で作ってみましょう。
1)先ずは、折り紙を横半分に折ります。
2)それを開いて、上下を中心まで折ります。
3)これを裏返して開きます。
4)2で出来た折り目を中心線に向かっております。
上下同じように折っていきます。
5)折り紙を縦にして、縦半分に折ります。
6)色が付いている面を上にむけて開いて、
ハサミで上下の折り目までカットします。
7)白い方を表にして、下側両端を半分に折ります。
8)上半分のうち、白い部分を1センチ程度のこして折ります。
9)今度は白い面が出るように上に折り返します。
10)色面を見て上部の折り紙が重なった部分を袋びらきにします。
11)白い部分の端の角をすこしだけ折りこみます。
12)裏返して、別の色の折り紙で1センチ幅の帯をつくり
腰の部分に張りつけたら出来上がりです。
ちょっと難しい紙衣にも挑戦してみましょう
織姫の着物をイメージした紙衣を作ってみましょう。
1)折り紙の表を内側にして半分に折ります。
2)1でつけた中心線にあわせて、上下の端を折ります。
3)裏返して、中心線に2の折り目あわせて折ります。
反対側も同じように折ります。
4)90度回転して縦長に置き換えて上の部分を1cmぐらい折ります。
5)4で出来た横長の長方形の左右を開きます。
6)5の上側を下側に折ります。
7)6を真ん中辺りから上側へ折りあげて、着物の衿肩明きになります。
8)下側を半分より上目に折り、着物の袖丈の部分を作ります。
9)4で折った部分の端に合わせて8を手前に折ります。
10)左右を中心に向って折ります。
11)10を開いてさらに10の折線に合わせて外側の両端を中心に向って折ります。
袖の裏側に当たる部分が三角になります。
12)裾の部分を開く形にするので、
11で内側に折った部分を斜めに開きます。
13)着物は袂に丸みを帯びているので、
袂に当たる部分を小さく中割折りにします。
14)裏返すと衣紋掛けにかけたような着物が出来上がりです。
ちょっと難しいですが、挑戦してみてください。
綺麗な千代紙などで作るのがオススメです。
他の七夕飾りの作り方についてはこちらをご参考下さい。
まとめ
いかがでしたか?
紙衣はあまり簡単ではないけれど、作ってみると華やかで素敵。
子どもと一緒に作るときには、大人のヘルプが必要なので
ぜひ、子供と一緒に愉しんでみてください。