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大人のとびひについて、症状や原因、
治らない場合はどうしたらいいか知りたい。
とびひといえば、子供の病気というイメージがありますが、大人でもかかってしまうことがあるのでしょうか?
実は、大人でもとびひになって驚くことがあります。
そこで今回は、大人のとびひについて御紹介しましょう。
大人のとびひの原因は?
子供の病気というイメージのとびひ。
大人でもなってしまうのはどのような原因があるのでしょうか?
大人のとびひは大きく分けて2種類あります。
それが、痂皮性膿痂疹と水疱性膿痂疹です。
大人がかかることが多いのは痂皮性膿痂疹のほうです。
これは、虫刺されやあせも、擦り傷などの皮膚が傷ついた場所にA群β溶血性連鎖球菌が感染しておこるのが原因です。
大人ではあまり見られませんが水疱性膿痂疹のほうは、ブドウ球菌が感染して水疱をつくるものです。
大人のとびひの症状は?
では、大人のとびひの症状はこどもとは違うのでしょうか?
大人に多い痂皮性膿痂疹の症状としては、まずは小さな水泡や膿疱ができて、次第に黄色っぽいかさぶたになります。
このような水疱や膿疱は顔や四肢などの露出が多い場所にできることが多いです。
水疱や膿疱のまわりは赤みを帯びていて、リンパ節が腫れることもあるので注意が必要です。
さらに口の中などの粘膜にはできませんが、全身に熱やのどの痛みがあるといった症状も特徴です。
子供とおなじようにとびひができやすいのは夏が中心ですが、大人の場合は免疫力が低下している時になるので、季節を問わずにとびひになることがあります。
大人のとびひが治らない時は?
とびひの治療は基本的には、塗り薬や抗生物質、軟膏などが用いられます。
体の外と中から治療をすすめます。
とびひがなかなか治らない時にも治療を途中でやめてはいけません。
なぜなら途中でやめてしまうと再発してしまう可能性があるからです。
ですから皮膚科で処方された薬は最後まで使いましょう。
また、自宅では患部を清潔に保って
掻いたりしないように注意しましょう。
とびひは初期の段階で治療を始めれば、自宅で治すことができます。
患部を触ってしまいそうな場合には、ガーゼなどで覆っておくと良いでしょう。
周りの人にうつることが心配になりますが、仕事は休まなくても大丈夫です。
ただ、患部を掻いた手で人に触るなどするとうつしてしまうので、気を付けるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
大人はとびひにならないと思っていたけれど、なってしまったら驚いてしまいますよね。
でも正しい対処法を知っていれば、特に問題はありませんので、ここでしっかり学んでおきましょう。