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繊細なプレイとゲームを指揮するポイントガード
バスケットのポジションで、最も繊細なプレイとボール運びの能力が問われ、チームを流れを作っていく役目があるのはポイントガードです。
たいていバスケットのフルコートでボールを触っている時間が一番長いポジションに当たるのですが、ゲームの流れはこのポイントガードが作っていくと言っても過言ではありません。
ポイントガードには、オフェンスであればどのように攻撃をしかけていくか、そしてどこからシュートを狙っていけるか、とコート中をみていく力が絶対的に必須になってきます。
もちろん自分がシュートに辿り着くという選択肢も決して残していなければいけない訳であって、その辺りの判断がとても難しくなってきます。
そしてポイントガードの一番の見所と言っても良いのが、仲間に指示していくところではないでしょうか。
仲間を動かす事によって空いたスペースを利用してドリブル突破したり、パス&ランをどんどん使っていけるのです。
私がバスケットをしていた時には、このポイントガードのプレイヤーがとても的確な指示を出してくれたおかげで、チームの戦力がとても強くなっていったのです。
ポイントガードの力とは、それくらいチームの戦力に影響してくるのです。
チームのリーダー的存在でもあり、オフェンスで攻撃を仕掛けていくには、このポイントガードが全て指示していくのです。
バスケットコート内での主軸となってくる存在であり、このポイントガードのプレイヤーが優れていると、チームには物凄く活気が出てきます。
3点シュートを決めるに相応しいポジションのシューティングガード
バスケットのコート内で、唯一コートの一番外側にいて、いつでもシュートのタイミングを狙っているポジションと言えばシューティングガードです。
バスケットボールでの花形、綺麗な弧を描いてリングを叩きつける3点シュートを一番多く決める事が出来るポジションではないでしょうか。
もちろんこのシューティングガードには、高いシュート能力とそれに相当するだけのシュート率が必要になってきます。
私がバスケットを現役でやっていた時のポジションが、シューティングガードでした。
ほぼ毎日、3点シュートの練習をしていて、3本に1本は必ず決めるくらいの能力が求められていたのです。
もちろんシュート能力を高めるだけではなく、ボール運びをポイントガードと一緒に進めていく役割もあったのです。
相手のディフェンスによって変わってくるのですが、フルコートプレス、つまり相手のディフェンスがオールコートで当たってくる時などでは、ボール運びが苦しくなってくるのです。
そんな時にシューティングガードがボール運びの手助けに行くこともしばしばあるのです。
試合中のシュートのうち、3点シュートはほとんどこのシューティングガードの役目なので、高いシュート能力と繊細なシュートテクニックが必要なポジションです。
もちろん、ガードとしてボール運びの技術が必要なので、ドリブル能力が問われてくる所だと思います。
試合の点数や、確実にオフェンスを進めるための技術が、シューティングガードにとって求められてくるのです。
突破力と小技を生かしたスモールフォワード
バスケットプレイヤーの中で、一番気持ちの強さが問われるポジションと言うのがあります。
それは、普段なかなか派手なプレイをするポジションでは決して無いのですが、その分ボールを持った時に本領を発揮するのです。
そのポジションとは、実はスモールフォワードなのです。
このスモールフォワードの役割と言えば、簡単に言うと突破力と小技の必要な方々が出来るのではないかと思います。
ガードのパス回しを受けたり、スウィングをして逆サイドに行ってコートを広く使ってみたり、普段はそれほど目立つポジションでは無いのですが、その分ボールがスモールフォワードに渡ったときに物凄く効果を発揮します。
突破力があれば1対1でそのままシュートにも行けてしまいますし、小技を多く持っていればその分、ディフェンスを翻弄することが出来るのです。
しかし、それ以上にこのポジションに大切な事とは、実は気持ちの強さが必要になってくるのです。
スモールフォワードの気持ちが強いと、チームとしては一気に勢いがつくのです。
たいてい点数が競った試合であれば、このスモールフォワードの得点により、試合が左右されるケースが多いのです。
普段それほど目立たないポジションのスモールフォワードですが、実はチームの得点力にも繋がる大切な役割なのです。
スモールフォワードが突破力と小技を持っていれば、そのチームはまとまりが出てきて、しかもその気持ちの強さによっては、ゲームの勝敗を左右してしまう事もあるのです。