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目次

セッションライブの楽器とは

パーカッションについての説明を進めていますが、ここからはバンド形式のパーカッションについてのお話を進めていきたいと思います。

吹奏楽でのパーカッションには指揮者が存在するので、その指揮者のクセやテンポをあわせていく作業が重要であるという事を言ったのですが、バンドでのパーカッションにはそのような必要はありません。


出典:https://www.youtube.com/

むしろ、最もパーカッションという楽器を自由に自分のアドリブで演奏していく事が出来るのがバンド形式でのメリットでもあるのです。

まずは、このバンド形式で最も自由なスタイルで演奏する事が出来るセッションライブについてのお話をしていきます。

セッションライブでのパーカッションとは、基本的に自分の好きな楽器を持ち込んでその楽器を活用して楽曲の効果音としてサポートしていきます。

このセッションライブのパーカッションではどんな楽器があれば良いのか、と疑問に思う方は少なく無いかと思うのですが、基本的にはコンガ系・タンバリン・マカラス・スプラッシュシンバルの4点が理想的かと思います。

各自リズムを刻む事にはとても効果的な楽器ばかりであり、きっとセッションでアドリブ対応していくには一番あわせやすい楽器なのです。

セッションライブでの楽器とは、まずは自分の得意なものを中心に固めて問題は無く、その中で先ほど挙げた4点が含まれていればベストではないかと思います。

もちろんこの他にも自分が所持していたり巧みに使いこなせるものは持ち込んで良いかと思いますが、あまり慣れていない楽器は逆効果になってしまうので避けておきましょう。

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セッションでの基本

パーカッションという楽器に関して、バンド形式になるとどのような楽器が必要になってくるのかというお話を進めていますが、これには基本的な4点があれば理想的であると言いました。

プロのパーカッショニストを見ていても分かるかと思うのですが、セッションでの基本は有り触れたポピュラーな楽器を使いこなせる事が最低条件となってきます。

もちろんその上で自分の得意分野を作っていったり、ソロが出来るようになる事がよいのですが、まずはセッションでの基本についてより詳しくお話を進めていきたいと思います。

私が実際に経験した事なのですが、セッションという場所でパーカッションに求められる事はリズムの安定感とアドリブ力です。

リズムの安定感という点では、先ほど挙げた楽器で言えばタンバリンやマラカス等を使っていく事、アドリブ力という所では、他の楽器のサウンドを邪魔しないように楽曲に適した効果音を入れる事なのです。

これがパーカッションでの基本となる事なのですが、もちろんこれらの技術を巧みに使いこなせるようになるには経験が無ければ出来ません。

だからこそ、セッションでの基本を習得するにはどんなセッションでも積極的に参加して、セッション慣れしていく事が最優先ではないかと思います。

セッションという場所では、自分が思っているほど上手く演奏出来ないことがほとんどです。

それは緊張感や失敗したらどうしようと言う不安感からそのような結果になってしまうのですが、まずは失敗を恐れず自分の世界観を大切にしたパーカッション演奏をしていきましょう。

コンガテクニック

バンド形式でのパーカッションについてお話を進めていますが、その中でもセッションでのパーカッションには基本を習得する為にも積極的に演奏に参加する事が大切であると言いました。

実際にパーカッションが失敗しても素人のお客さんからしたらそれほど分からないものなので思いっきり失敗しても良いと思うのですが、ここからはセッションでは良く登場する具体的なアドリブを紹介していきたいと思います。

曲の雰囲気とだいたいあっているフレーズであれば、パーカッションのアドリブとしてはかなり正解に近いものなのです。

もちろん人それぞれ曲によって奏法を変えるのがパーカッションの特徴なのですが、最も王道なテクニックを中心に説明していきましょう。

まずは、パーカッションを経験した事がある方であれば誰しもが触った事のあるコンガについてです。

コンガという楽器をどのようにセッションに組み合わせていくのかと言いますと、まずは16ビートの応用系でしょう。

16ビートとは16分音符で埋め尽くされたビートの事なのですが、それの間を所々抜いて作っていくリズムこそが16ビートの応用なのです。

これがセッションで使えるコンガの代表的なビートになるのですが、たいていアップテンポの8ビートドラムには最適なのです。

コンガテクニックの基本は、まず16ビートの応用系を8ビートのドラムに合わせてみてください。

言葉で言うと難しく感じるかもしれませんが、実際にセッションで試してみれば違和感無く溶け込んでいける事が理解できるかと思います。