Pocket

  [スポンサードリンク]

目次

セッションのプロには

バンド形式でのパーカッションについてのお話を進めていますが、その中でもセッションという分野に絞って説明をしてきました。

パーカッションがバンド形式で必要となる場合は多くあるのですが、このセッションに対応していくパーカッションが最も難しいと言っても過言ではないくらい難易度が高いのです。

だからこそ逆に言えば、このセッションでのパーカッションでプロになれればどんな楽曲にも対応できるだけの技術とアドリブ力が生成されているのです。

パーカッションと言う様々な楽器を使ってセッションを重ねていくうちに、きっとセッションのプロになる事も可能なのです。

そのプロにいち早くなる為にも、セッションに最も重要な事を説明したいと思います。


出典:https://www.oricon.co.jp/

セッションというテーマやルールの無い状態でアドリブを作り出すことは素人では到底不可能な話なのです。

しかし、パーカッションという楽器であれば楽曲を読み取る力さえあれば誰にでも演奏は可能なものなのです。

もちろん演奏の奏法や基本を知らないと不利であるかとは思いますが、パーカッションとはベースや管楽器と違って誰でも音を鳴らすことは容易なのです。

だからこそ、常に素人のような気持ちでセッションに臨むことが大切なのです。

きっと、どれだけ上手いパーカッション奏者であっても、自分の世界感を作る為に素人の時のような気持ちで演奏している方は決して少なくは無いのです。

良い音を鳴らすことや安定感のあるビートはパーカッションには必要です。

しかし、根底である素人の気持ちを忘れずに自分の音楽の感性をしっかりと持って演奏することが、セッションのプロになる近道であるのです。

  [スポンサードリンク]

見た目から

パーカッションにおけるセッションについてのお話を今まで進めてきたのですが、ここからは実際のライブになったときに使えるテクニックを説明していきたいと思います。

セッションと同じでライブになると人に見てもらいながら音楽を聴いてもらう訳なので、しっかりと見た目にも気を使っていく必要があるのです。

楽器を持ち込みすぎてごちゃごちゃになっていれば、見た目も綺麗ではありませんし楽器本来の姿が台無しになってしまうのです。

だからこそ、ライブでのパーカッションにはドラムやベースと同じで、セッティングをしっかりと組み立てていく必要があるのです。

基本的にパーカッションのセッティングには、楽器を固定するためのスタンドを準備しましょう。

コンガやボンゴ系の楽器であれば元から土台が付属しているのですが、シェイカーやタンバリン・ウッドブロックと言った小物系では別でスタンドを準備しなければセッティングする事は出来ません。

だからこそ、小物用のストレートスタンドを1台に準備しておく事をオススメします。

実際にそのスタンドに小物系を取り付けているほうが楽器を演奏しやすいですし、楽器を落としてしまったりするリスクも削減することが出来るのです。

ライブでパーカッションを魅せていくには、まずは見た目から意識していきましょう。

楽器をスタンドに取り付けている方がコンパクトに纏め上げる事が出来ますし、小物を単体で置いている状態よりも見栄えも映える事だと思います。

曲間のMCには

ライブでのパーカッションについてのお話を進めていますが、その中でもまずは見た目から綺麗にセッティングしていく事が大切であるという事を言いました。

どんなライブであってもお客さんからすれば見た目を意識してしまうものなので、汚い見た目では音楽に対しても悪影響だと思うのです。

その為にもセッティングを上手くする必要があるのですが、それが出来れば次は曲間のMCに意識してほしい事があるのです。

実際にどんなバンドであっても曲と曲の間にMCを挟む事だと思うのですが、そのMCがどんよりし過ぎない為にも、パーカッションが繋ぎの役割に入らなければいけないのです。

私が実際にやっていた事なのですが、ライブ経験の浅いバンドであればどうしてもMCが上手く出来ないのです。

どれだけ曲が盛り上がっていたり完成度の高い演奏をしても、このMCでイメージダウンしてしまう事は良くある事なのです。

せっかくの演奏がMCによって台無しになってしまった、というリスクを回避する為にもパーカッションのちょっとしたリズムによってMC間を繋ぐ事が出来るのです。

私はシェイカーとコンガを使ってシンプルなBGMを作っていましたが、このようにMC中に完全に音が無くなってしまわないような意識も大切なのです。

曲間のMCこそ、パーカッションの役割なのです。

MCの失敗はバンド全体の失敗でもあるので、その為にもパーカッションが軽いBGM代わりになる必要があるのです。