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王ドロボウJING【この漫画を知ったきっかけ】

弟が読んでいたコミックボンボンでこの漫画を知り、不思議な世界観にすっかり虜になりました。

ボンボンは小学生くらいの男の子が対象の雑誌でしたが、ちょっと大人向けのテイストでいい意味で浮いていたのが印象に残っています。

その後月刊マガジンZに移籍し、タイトルも「KING OF BANDID JING」と変わりました。

絵の雰囲気もかなり大人めにシフトしています。

王ドロボウJING【ざっくり内容】

星すら盗むといわれる「王ドロボウ」である主人公ジンと、相棒であるおしゃべり鳥キールの冒険ストーリーです。

盗むものは、大きな真珠で作られた仮面だったり、かと思えば一房のブドウであったり、必ずしも「モノ」ではなかったりします。

1本の長い話というよりも、数話で完結する短いお話が繰り返されるという形式になっているので、途中からでも読みやすいと思います。

王ドロボウJING【オススメポイント】

①絵が印象的!

ディズニーランドのトゥーンタウンやティム・バートンのような、ぐにゃっとしているフシギな建物がたくさん出てきます。

描き文字(効果音などの文字)に英語が使われていたりして、全体的にオシャレな雰囲気が漂っています。

見たことのない世界を見せてくれるのが冒険モノの楽しさですが、この作品は特に、どこにも似ていない世界、初めて見る世界がたくさん詰まっていて本当にワクワクします。

どんな漫画にも似ていないオリジナリティーがとっても素敵です。

看板などにも遊び心いっぱいで、何度読んでも飽きない魅力があります。

②台詞が印象的!

正直、人によっては「まったく面白くない!」と思うのがこの部分です。

ウィットに富んだ台詞の応酬で、バックグラウンドになる知識がないと、ただただ???となってしまうかもしれません。

台詞の中にも英語をはじめとする外国語が多々登場することもあり、また台詞のフォントや並べ方などもかなりデザイン性が高いので、台詞も含めて絵としての美しさがあります。

意味のわからない外国語や、一見噛みあっていないように思える言葉のやりとりも、「あの台詞はどういう意味だったんだろう?」と思って調べてみると、古典映画や英語のことわざなどが出てきたりして、そういうことだったのか!という感動があるので、そういう読み方もオススメです。

    雑学好きな方はこれがツボにはまってやめられなくなると思います。

王ドロボウJING【オススメの話】

短いお話の連続なので、ファンの中でも「この話が好き」というオススメがあるのがこの作品の面白いところです。

どれもオススメなのですが、 
「第七監獄(セブンス・ヘブン)」編
を個人的にはオススメします。

夢を結晶化した「夢玉」を手に入れるために、それを売る男と接触しようとわざと投獄された主人公たちが、牢獄内で大暴れ(笑)するお話です。

夢玉を売る男の切ない思い出話も魅力ですが、夢の中の世界の表現の仕方がとにかく秀逸で、初めて読んだ時には心を奪われました。

夢の世界の荒唐無稽さ、不思議な美しさを、この先生以上に表現できる方を知りません。

表現をお仕事にされている方は特に鳥肌モノではないかと!

王ドロボウJING【おわりに】

漫画が好きな人たちの間では有名でも、一般的にはそこまで有名ではないのがこの作品です。

好き嫌いは別れるかもしれませんが、漫画史に残る作品だと思います。

ぜひ一度読んでみて下さい!