左右の胸に痛みがあるときはどんな病気の可能性があるの?左右で違いはある?
美しいバストが憧れという女性は多いでしょう。
胸は女性らしさの象徴でもあります。
そんな胸は女性ホルモンの影響を受けやすいので、、生理前に胸が張って痛みを感じる人もいるでしょう。
もちろん、生理的な痛みもありますが、ほかにも胸に痛みを感じるという方がいるでしょう。
もしかしたら病気かもしれないと気になりますね。
そこで、今回は左右の胸に痛みがあるときにどんな病気の可能性があるのか、ご紹介していきましょう。
目次
左胸が痛い時に考えられる病気は?
まずは、左胸が痛い時に考えられる病気についてお話していきましょう。
胸の痛みでも左側が特に痛いという場合には、いくつかの病気の可能性があります。
左胸だと心臓に近いので心臓疾患だと考える方もいますが、実は心臓はほぼ中央になるので左胸が痛いからと言って心臓疾患だとは限りません。
左胸が痛い時に考えられる病気は?
1.心膜炎
細菌やウイルスが原因で心臓の膜に炎症が起こる病気です。
左胸に鋭い痛みを感じる症状があり、左側を下にして寝ることや咳や深呼吸によっても痛みが増すことがあります。
2.狭心症・心筋梗塞などの心臓疾患
心臓を動かすための血管が狭くなることでや詰まることが原因で起こる病気です。
胸の真ん中から左胸あたりが激しく痛みます。
3.胃潰瘍
ストレスやピロリ菌の影響で胃粘膜の働きが弱くなって潰瘍ができる病気です。
胸左の下から左わき腹にかけて主に食後に痛みます。
4.急性膵炎
アルコールや胆石などが原因で膵臓に炎症がおきるもので左胸から左のみぞおちにかけて痛みます。
このように、左の胸が痛い時に考えられる病気はいくつかあります。
胸の左側が痛いと感じて、違和感があったり、長く続くようなら早めに病院で相談しましょう。
右胸が痛い時に考えられる病気は?
つぎに右胸が痛い時に考えられる病気についてお話していきましょう。
右側の胸またはその周辺が痛い時に考えられる病気です。
1.十二指腸潰瘍
ピロリ菌などの永享で胃酸の分泌が増えて、粘膜に傷がついて潰瘍ができる病気です。
右胸から下、右わき腹が主に空腹時に痛みます。
2.胆のう炎
胆石や細菌に感染することで胆のうに炎症が起こる病気です。
右胸の下あたりにはげしい痛みがあります。
右胸が痛い時に考えられる病気はこの2つが主です。
じつは、右胸が痛い時には心臓疾患である可能性は低く、消化器系の病気であることが多いです。
両胸が痛い時に考えられる病気は?
では、左右どちらかではなく両胸が痛い時にはどのような病気が考えられるのでしょうか?
一般的に左右の胸が同時に痛みがある時には乳腺症や乳腺炎のような病気が考えられます。
また、肋骨が骨折している場合にも左右両胸が痛みます。
ですから、両方が痛い場合には知らないうちに肋骨が骨折している可能性もあるので、痛みが長く続く場合には医師に相談しましょう。
喫煙による肺の痛みが胸の痛みとなることもある
喫煙によって胸の痛みが出ると聞いたことはあるでしょうか?
じつは、タバコを吸っていると肺の病気にかかりやすいということはよく知られています。
肺の機能が低下したり、肺炎、肺がんなどを患っていると朝起きた時に胸がずきずきと痛むときがあります。
これは喫煙が原因ともいわれています。
喫煙はさまざまな病気の原因ともなりかねませんので、禁煙を目標に
緊張やストレスで胸が痛い時もある
とくに病気ではなくても胸が痛い時があります。
日常生活のなかで緊張がつづいたり、日々の生活にストレスを感じている時などです。
これは、心臓に近い左側や真中の胸あたりが締め付けられるような痛みを感じます。
とくに、会社や学校にストレスを感じたりする場合には、朝起きた時に胸が痛くなることがあります。
さらに、貧血で胸が痛い時もあります。
貧血により心臓までしっかりと栄養が行き届かないことで胸の左側や真中が締め付けられるような痛みを感じます。
このような胸の痛みも放っておくと心臓の病気にもつながりかねないので、早めに医師に相談しましょう。
ここでいくつかの病気の可能性をご紹介してまいりましたが、自己判断は危険ですから気になる事がある場合には早めに医師に相談しましょう。
左右の胸に痛みがあるときはどんな病気の可能性と左右で違いついてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、左右の胸に痛みが有る時に考えられる病気や左右での違いについてご紹介しました。
胸が痛いと感じることはあるとおもいますが、一般的には生理的な痛みの事が多いです。
とはいえ、絶対に病気ではないとは限らないので、痛みが長引く場合などは気になります。
今回ご紹介したように、胸の痛みを伴う病気はいくつかあります。
そのどれにあたるかは痛む場所は痛みの感じ方などによりある程度わかります。
自分の胸の気になる痛みがどのような痛みなのかしっかりと把握して、ご紹介した症状などとく食べてみてください。
そして、思い当たるものがある場合には、早めに医師に相談しましょう。
どのような病気も早く見つけることが大切です。
今回の記事が参考になりますように。