胸のサイズの左右差が大きいのはどうして?改善することはできるの?
胸の悩みは人それぞれですが、左右差に悩んでいるという方も少なくありません。
とはいえ、一般的に胸の大きさは左右対称ではないのでほとんどの人が多少の左右差があるといわれています。
もちろん、顔や腕、足なども左右完璧に対称という方はほとんどいないと思います。
でも、その胸の左右差が大きい場合にはブラジャー選びもこまりますし、なにか病気かもしれないと気になるかもしれません。
では、なぜ胸の左右差に大きくなってしまうことがあるのでしょうか?
今回は、その原因や改善方法などをご紹介していこうと思います。
目次
胸の大きさが左右で違う理由は?
まずは、なぜ胸の大きさが左右で差があるのかをお話していきましょう。
1.生活習慣からくる体の歪み
胸の大きさに左右差が出る大きな原因と言われているのは、生活習慣からくる体の歪みです。
どのような生活習慣から体の歪みがくるのかというと、たとえば寝相が悪かったり、座り方がわるかったり。
猫背だったり、いつも同じ足を組んで座っていたりということが考えられます。
このような癖が長年続くことによって体に歪みがでることでバストの形にも影響してしまうのです。
ですから、普段に姿勢を改善していくことが大切なのです。
2.筋肉の付き方の違い
私達は普段、何げなく利き手を多く使います。
また、癖でいつも同じ方向にばかりバッグをかけてしまったりします。
ですから、片方の腕や手にばかり負担がかかってしまうことになります。
スポーツをしている人も同じで、テニスやバドミントンのラケットを右手に持つことで右側に多く筋肉がついてしまいます。
普段よく使う方の脇は閉っていることが多くなってリンパの流れも悪くなります。
ですから、片方に栄養が行き届き図楽なるのでバストの大きさにも差が出てしまうのです。
3.病気
じつは病気が原因で胸の左右差が大きくなることもあります。
その原因として考えられるのは、思春期乳腺肥大症や乳腺炎、乳がんなどです。
思春期乳腺肥大症は、初潮を迎える1年前後に発症します。
女性ホルモンに対する過敏症で乳房が肥大になってしまいます。
極端に乳房が肥大していたり、頭痛や腰痛、指の麻痺などを伴う場合にはこの病気が考えられます。
乳腺炎は、三語の女性がかかりやすい病気です。
乳腺に母乳がたまってしまうことで炎症を引き起こします。
胸が熱をもってしこりができていたり、乳頭から膿が出る、乳房を押すと痛みがあるときなどはこの病気が考えられます。
乳がんは、乳房にできる悪性腫瘍です。
乳がんになった胸は目でみてわかるほど不自然な形になる事が多く、左右差も大きいです。
乳房を触ってしこりがあり、胸の形が目に見えていびつな場合にはこの病気が考えられます。
4.授乳による乳腺発達の差
授乳の際に赤ちゃんが片方のおっぱいばかりよく飲むという話はよくあります。
また、お母さんがその姿勢の方が楽でどうしても片方ばかり飲ませてしまうこともあります。
そのために、片方の胸の乳腺ばかりが発達してしまい、片方の乳腺が衰えてしまいます。
そして、断乳後に胸の左右差が大きくなってしまいます。
胸の左右差ができる理由は4つご紹介しましたが、その差が大きい場合には病気や授乳による乳腺発達の差の可能性が大きいでしょう。
胸の左右差を改善する方法は?
では、大きく違う左右の胸の大きさを改善するにはどのようなことができるのでしょうか?
上でご紹介した4つの原因の中で病気が原因の可能性がある場合には、直ぐに医師に相談しましょう。
そのほかが原因と考えられる場合には、まずは原因を取り除くようにしましょう。
とはいえ、授乳の時期が過ぎてしまっていたり、普段の生活の姿勢が原因の場合にはそれだけを改善しても胸の大きさは変わりません。
そこで、ブラジャー選びからご紹介します。
胸の左右差が大きい方はブラジャーを選ぶ時には大きい胸の方に合わせます。
そして、小さい胸の方にはパッドを入れるようにしましょう。
ブラパッドは胸を大きく見せるためのものと考える方も多いのですが、じつは、胸をキレイに見せるためや胸を支えるための物でもあります。
胸の左右差が大きい場合や年齢によって垂れてしまった胸などを支えるためにブラジャーの下の部分に入れることで左右の胸をキレイに見せることができますのでブラパッドを活用しましょう。
胸のサイズの左右差が大きい理由と改善方法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、左右の胸のサイズが大きく違う理由と改善方法についてご紹介しました。
じつは、左右の胸の大きさに差があるのは一般的な事なのです。
とはいえ、その大きさの差が大きいとブラジャーを選ぶ時なども気になるでしょう。
胸の左右差の原因はいくつかありましたが、その中でも差が大きい時に考えられる病気もあります。
ですから、気をつけなくてはいけません。
今回ご紹介したような症状などがあり病気が考えられる場合には、早めに病院を受診しましょう。
そうではない場合には、ブラジャー選びなどに気を付ければいいでしょう。