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集英社で井上雄彦さんのスラムダンク。

とても有名なバスケットの漫画ですが、最近もう一度読み返したところ、ものすごく感動をしました。

主人公の桜木花道はバスケ初心者の不良です。

まずはその取り巻き軍団。

この桜木軍団のやりとりの面白さ!
普段は花道の失恋を数えておもしろがったり、パチンコに行ったり、ふざけたことばかりしているのに、いざという時の団結力、信頼感は感動を呼ぶほど良い仲間です。

喧嘩も助け合い、花道がバスケにハマると茶々を入れながらも毎日練習を見に行き、試合があると見に行き応援し、花道のシュート合宿にずっと付き合ったり、この漫画のほっこりする重要人物です。

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ここからは湘北バスケ部の話になりますが、バスケ初心者の桜木花道、ルーキーの流川楓、キャプテンのゴリこと赤木剛憲、副キャプテンのメガネ君こと後暮公延、中学MVPの三井寿、スーパーガードの宮城リョータ、マネージャーの綾子さん、忘れてはならない安西先生…

これらの人物を中心に波乱続きのストーリーがどんどん進んでいきます。

一人一人の人物像にかなりのドラマがあるので、それも見逃せないのですが、私個人的には安西先生への絶対的な信頼感ってすごいと思うんです。

漫画では、主にキャプテンの赤木が部員に指導をしていて、安西先生はお茶をズズズ…と飲んでいるイメージなのに、いざ試合での作戦などは安西先生の力は大きいんですよね。

他校の陵南や海南のバスケ部の監督たちも安西先生の存在は大きいと言っていました。

実際、陵南の監督がバスケ部員として三井寿、宮城リョータ、流川楓をスカウトしても前の2人は安西先生がいる湘北を選びましたしね!
流川は…「近いから」でしたが(笑)

桜木花道の驚異的な成長でどんどん弱小チームから駆け上がる湘北を追いかけるのも楽しいですが、他のチームのキャラの濃さ、あだ名などがすごく強烈で、なぜか一人一人ちゃんと覚えられるのもこの漫画の特徴だと思います。

そして、もう1人忘れてはならないのが赤木キャプテンの妹の赤木晴子。

桜木花道がバスケを始めるきっかけになった晴子との恋の行方が気になるところですが、花道は晴子にぞっこんなのに、晴子は流川を見ると目が?になってしまうんです。

そこで花道が流川に嫉妬し、喧嘩を仕掛けたり、嫉妬したり、そのやりとりがものすごく幼稚で笑えるのですが、そんな喧嘩ばかりの2人が唯一感情をあらわにして手を交わす場面があります。

そこで涙した人はかなりいるはず。

私もドキドキが止まらず何度もそのページを見返しました。

井上雄延さんの絵の躍動感、表情、汗も本格的ですごいと思います。

でも、ちょっとおふざけの場面になると絵のタッチがすごく簡単になって、言葉もすごくおもしろくなるので、そこも見どころです。

涙あり、笑いあり、感動あり!
ドキドキする場面もかなりあります。

ただのスポーツ漫画ではなく、どの世代の人にも楽しんでもらえる、笑って感動する、ドラマのある漫画だと思います。

読んだことある人はもう一度、アニメで見たことのある人も漫画でもう一度、見たことない人、スポーツ漫画は苦手という人も必ず楽しめます。

是非見てください。