目次
春の香りを運ぶ菜の花レシピはいかが???
春、真っ先に咲くのが「菜の花」
一面に広がる鮮やかな黄色のじゅうたんは、まさに春の風物詩。
菜の花レシピで人気なのは、「菜の花のおひたし」
「菜の花のからし和え」「菜の花のからしマヨネーズ和え」
などの和えもの系ですが、「あさりと菜の花の酒蒸し」など
ディナーに使えるレシピも自由自在。洋風にアレンジしてもおいしいですよ。
「菜の花のぺペロンチーノ」「菜の花のグラタン」
といった洋風アレンジは絶品です。
今回は、春の香りの菜の花と甘みたっぷりのホタテを使った
「菜の花とホタテのソテー」のレシピをご紹介します。
驚くほど簡単に出来ちゃいますので、
初心者でも豪華なメニューが完成します。
菜の花レシピ(菜の花とホタテのソテー)
材料(2~3人分)
菜の花 1把
ホタテ(貝柱) 150g
にんにく(みじん切り) 1片
オリーブ油 大さじ1
酒 大さじ1
塩・胡椒 少々
醤油 少々
作り方
①菜の花は水洗いして根元を切り落とします。
ホタテは丸ごとでも良いですし、半分に切ってもOK。
②フライパンにオリーブ油の半量を入れ、
にんにくを焦がさないように加熱します。
③にんにくの香りが出たらホタテを炒めて取り出します。
④取り出した後、残りのオリーブ油を入れて、
菜の花の茎部分、葉先の順に炒めます。
⑤ホタテを再度フライパンに戻し入れ、
酒、塩コショウで調味します。
⑥香り付けに醤油をたらして出来上がり。
※おいしく仕上げるポイントは、菜の花とホタテの炒め方。
先に茎の硬い部分から炒めて、ある程度火が通ったところで葉先を入れます。
こうすることで炒めムラがなくなりおいしく仕上がります。
ホタテは先に炒めることでにんにくの香りがホタテににじむとともに
いったん取り出すことで硬くなり過ぎず柔らかくなります。
ホタテ以外でも海老やイカを使ってもおいしく仕上がります。
炒めものの極意は「火を通し過ぎない」ことです。
菜の花炒めもさっと仕上げが基本。
菜の花のおひたし
簡単できる菜の花レシピは初心者にも優しいのでおすすめですよ。
菜の花のおひたしで失敗しがちなのが「茹ですぎ」です。
菜の花の茹で時間は長くても1分~2分弱です。
畑から採ったばかりの菜の花は強火で30秒ほどで茹で上がるほど
柔らかいですが、スーパーに陳列されている菜の花は
時間の経過とともに硬くなっていますので、1分~2分弱が理想です。
それ以上茹でると青みが消えてベタベタになってしまいます。
菜の花の茹で加減は、茎の部分を指で押さえて
わずかに柔らかさを感じる程度が理想です。
歯ごたえがあって柔らかい菜の花のおひたしは
お酒のおつまみにも最高です。
春一番、菜の花レシピで春を味わいましょう!
菜の花の健康効果
菜の花にはビタミンB1、B2、C、ベータカロテン、カルシウム、
カリウム、鉄などの栄養分をバランスよく含んでいますので、
体の免疫力を高める効果があります。美容と健康に嬉しい優秀野菜です。
菜の花と相性の良い食材
菜の花は、からしや魚介類と調理するのがおすすめです。
香りの成分であるイソチオシアナートを含むからしと
菜の花の相性は抜群で、「菜の花のからし和え」は
最高のレシピといえます。
さらに、菜の花は油で調理することで
ベータカロテンの吸収率を高めますので、
魚介類との炒め物や天ぷら、パスタ料理などがおすすめです。