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頭しらみについて教えて。原因は?症状や治療法は?
みなさんは、頭しらみって聞いたことがありますか?
夏や梅雨のじめじめした時期に流行するというイメージもありますが、実は1年中頭シラミはいるんです。
さらに、先進国でも発展途上国でも発生していて1994年以降は増加傾向にあるという頭シラミについて、今回はご紹介しようと思います。
頭シラミの原因は?
まずは、なぜ頭シラミになってしまうのかその原因から学んでいきましょう。
頭シラミは、その名の通りシラミという寄生虫が頭髪に棲みつくことが原因でおこります。
シラミはもともと白虫と呼ばれていた白い虫で、エサとして動物の血液を吸うので体の色が赤っぽい茶色に変色します。
大きさは2~4ミリで動物の毛の部分に棲みついて、血液を吸って成長します。
シラミの卵のふ化には1週間から10日ほどかかるので、卵から1か月程度で成虫になります。
ですから、一度しらみに寄生されるとほっておいてなくなることはありません。
頭しらみの症状は?
それでは、自分が頭シラミになっているとはどのようにわかるのでしょうか?
一般的な症状を覚えておきましょう。
まずは頭のかゆみがあります。
特に耳の後ろや後頭部のかゆみがあります。
さらに髪の毛にフケのような白いものがふえます。
これはシラミの卵です。
頭のかゆみが解くてかいてしまって湿疹がでたり、とびひになることもあります。
頭しらみの治療法は?
頭シラミを治療するには、シラミを駆除しなくてはいけません。
シラミを駆除する方法はいくつかあります。
洗髪の際に専用のシャンプーを使い、梳き櫛で取り除く方法が一般的です。
毎日の洗髪はとても大切ですが、普通のシャンプーではなかなか駆除できません。
ドラッグストアなどに頭シラミ専用のシャンプーがありますので、それを使って毎日洗髪しましょう。
さらに、頭シラミ用の櫛を使うとより効果的です。
おすすめは、ニットフリーコームです。
このすき櫛を使って頭シラミを駆除しましょう。
使い方のコツですが、濡れた髪に使用します。
洗面器などに水を張っておき、一回一回梳かすたびにすすいで成虫や卵を取り除きましょう。
この方法を繰り返すことでシラミを駆除することができます。
まとめ
いかがでしたか?
頭シラミが学校などで流行っていると自分の子どもも?と気になりますね。
こどもは自分では上手に髪を洗えていないので、頭しらみになってしまうこともあります。
そこで頭シラミが見つかったら正しい駆除方法を見つけて、しっかり対処してあげたいものですね。